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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth29偽神と共に夢想は墜ち、彼と彼女の別離が始まった〜FinalE〜
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「そして土下座で謝りなさい」
全員がいつでも飛び掛かれるように身構えたのを見、私は「落ち着いてください!」と制止する。対してその男性は「生憎とこの世界の存在じゃないんだ。だから王族に敬意は払わないんだ」と肩を竦めるのみ。
その言葉で、私はあの男性がオーディン先生が追い求める者――「エグリゴリ!」なのだと気付いた。オーディン先生の事情を知るリサも「お前が、オーディンさんのご家族を殺めた兵器・・!」と殺気を漲らせる。
「ガーデンベルグ・ブリュンヒルデ・エグリゴリ。それが俺の名前だ。名乗ったからには、こちらの言伝を聞いてもらう。必ず神器王に伝えろ」
ガーデンベルグと名乗った者は一度間を置き、その言伝なるモノを語った。
「最初のゲームは、イリュリアを破った貴方の勝ちだ。次は俺たちエグリゴリが直接あなたの元へ参じ、その命を刈り取りに行く。俺たちが再び姿を現すそれまでの間、のんびりと余生を楽しく過ごすことだ、と」
ガーデンベルグはそれだけを言って、背よりオーディン先生と同じ剣の翼を展開、空へと飛び去って行った。追いかけようにも向こうは空。諦めて見送る事しか出来なかった。
「待てっ!・・・こ、これは・・・オリヴィエ様っ!」
ガーデンベルグが先程まで居た地点にまで駆けて行ったリサに呼ばれ、リサの元まで行くと・・・
「っ!・・・・マラーク・・・!」
下半身を瓦礫に押し潰され失って上半身だけとなってしまっていたマラークが倒れていたた。それからその一帯でテウタの遺体を捜してみましたが、結局見つけることは叶いませんでした。
?―?―?―?―?―?―?
イリュリアの王都スコドラの中央にそびえ立つ王城、そのとある煉瓦造りの廊下に彼女は居た。壁にもたれかかりながらヨタヨタと歩く、煤汚れた灰色の髪、力の無い翠色の双眸、所々に擦傷や出血の有る白い肌を持つ女性、名をテウタ。松明の灯りに照らされている顔に張り付いているのは絶望の表情のみ。
「はぁはぁはぁはぁ・・・っ、足音・・・追手・・・?」
テウタはいま王城へと進行してきたシュトゥラの王子クラウスと、彼の率いるシュトゥラ騎士団数十人、それに信念の騎士団グラオベン・オルデンのヴィータ・アイリ、ザフィーラとシュリエルリートに追われていた。
エテメンアンキでのオリヴィエとの決闘の果て、オリヴィエには逃げられ、彼女だけがアースガルド艦隊と七美徳の天使アンゲルスの砲撃群を受けた。彼女の治癒能力を以ってしても瀕死とならざるを得なくなったが、そのダメージを融合騎マラークがすべて負担した。その結果、マラークのプログラムは全損、最終的に瓦礫に押し潰されて息絶えた。
「こんな・・・こんな、事になるなんて・・・」
マラークの犠牲によって辛くも生き永らえ、そして王城にま
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