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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
出会えば死!?最後の四天王ゼブラとメロウコーラ
第109話 食の時代の負の一面!?地獄の監獄ハニープリズン!
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りたい……今はそう思うよ。こんな私を主は呆れているだろうな、こんなにも俗っぽくなってしまうとは」
「……いや、そんなことはないんじゃないか?」
「えっ?」
「何かをしたい、何かをやり遂げたいって思うのは人間の本質だ、勿論してはいけないこともあるがお前が望んでいるのは生物として真っ当なモノだろう。それにお前は今まで神のために戦ってきたんだろう?それくらいの我儘許してくれるさ。もしそんな事も許してくれない神様なら俺が文句言ってやるよ」
「……ぷっ、あはは!主に文句を言うなどとは……イッセーらしいな」


 俺はゼノヴィアに手を差し伸べる。


「そんなに焦らなくてもお前は強くなってるさ、グルメ細胞も無しにあんな過酷な環境を生きているんだぞ?」


 ルフェイのサポートや教会のスーツのお蔭でもあるがそれでも唯の人間であるゼノヴィアが俺達についてこられるのは彼女自身の心が強いからだ。


 そういう奴は必ず強くなれるって俺は思ってる。


「ありがとう、イッセー」


 ゼノヴィアは俺の手を掴み立ち上がってお礼を言ってきた。


「まあ焦る気持ちは分かるよ、もし不安な事があったりしたらいつでも相談に乗るぜ。俺達はダチだろう?」
「……友達か」
「うん?どうしたゼノヴィア?」
「いや、なんでもないさ」
「そうか?じゃあ帰ろうぜ」


 俺はそう言ってスイーツハウスに向かった。


「友達と言われて嬉しいのにどうして胸が痛むんだろうな……」


―――――――――

――――――

―――



 翌朝になり俺達はジェット機を待っている所だ。


「おっ、来たみたいだな」


 そしてジェット機が上空に現れて草原に降り立った、すると……


「祐斗く〜ん!久しぶりだし〜!」
「リンさん!?」


 なんとそこからリン姉が出てきて祐斗に抱き着いたんだ。


「リン姉、一体どうしているんだ?」
「実はウチ暫く有給を取ったし。だからイッセー達の修行に同行させてもらうから」
「えっ、そうなのか?」


 俺はリン姉がどうしてここにいるのかと尋ねると彼女は有休をとったと話す。


「所長ってばウチを働かせすぎだし!だからストライキしたの!ウチだって祐斗君と冒険したいし!」
「ああ、なるほど……」


 リン姉は優秀なフラグレンス使いだ、だからこそコロシアムという重要な場所を任されているのだがそんなところにばかりいては気も滅入るだろう。


「それにウチも少しは強くなっておきたいしね。イッセー達が美食會と戦うなら足手まといにはなりたくないし」
「まあそういうことなら歓迎するよ。なあ祐斗」
「うん、僕もリンさんと一緒で嬉しいです
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