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ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜
ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
16.再会
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気平気、スパイにしてはちょっと天然ボケ入りすぎてるし」

「ひどいな」

「シグルドたちはいつもの酒場で席とってるよ」

「あっ!そっか。うーん........あたし今日はいいや」

「え!来ないの?」

「うん、お礼にシュウくんに一杯おごる約束してるんだ。じゃあお疲れ」

リーファが俺の手をとり、レコンの横を通りすぎてく。

「キリトも来いよ」

キリトも同行することとなった。




どこかの店に着くと俺たちは注文し、ものがくるまでキリトと俺の関係を話す。まぁ、SAOのことについての話は話さなかったけどな。

話しているとキリトの胸ポケットから小さな妖精が姿を現す。

「キリトくん、その子ってプライベートピクシーってやつ?」

「まぁ、そんなところだな......」

少し慌てた口調で言うキリト。
多分、俺の《月音の槍》同様にSAO関係のアイテムだと思う。

そういえば前にキリトとアスナが森で倒れていた女の子を助けたとか言ってたような.......まぁ、詳しくはあとでキリトに聞けばいっか。

妖精の名前はユイ。

「そういえば、さっきの子ってリーファの彼氏?」

「恋人さんなんですか?」

「はぁあ!ち、違うわよ!ただのパーティーメンバーよ!!」

リーファが少し顔を赤らめ否定する。

「それにしちゃあ、ずいぶん仲はよさそうだったな」

「リアルでも、知り合いっていうか、学校の同級生なの。でもそれだけよ」

「「ふーん」」

リーファが咳払いする。

「それじゃあ、改めて助けてくれてありがとう」

俺とリーファがグラスを合わせる。

「あと、俺たちの再開に」

俺とキリトもグラスを合わせる。

「なんか、変な連中だったけど、ああいう集団PKって結構あるのか?」

「元々サラマンダーとシルフは仲悪いんだけどね。でも、ああいう組織的なPKが出るようになったのは最近だよ。きっと近いうちに世界樹攻略を狙ってるんじゃないかな?」

「その世界樹について教えてほしいんだ」

俺よりも先にキリトが世界樹の単語に食いついた。

「キリトくんも世界樹について知りたいの?シュウくんもキリトくんも何で?」

俺が回答に困っているとキリトはどストレートに答える。

「世界樹の上に行きたいんだよ」

「それは多分、全プレーヤーが思ってるよ。っていうか、それがALOのグランドクエストだから」

「というと」

「滞空時間制限があるのは知ってるでしょ。どんな種族でも連続して飛べるのは、十分が限界なの。でも、世界樹の上にある空中都市に最初に到達して妖精王オベイロンに謁見した種族は全員《アルフ》っていう高位種族に生まれ変われる。そうな
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