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ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜
ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
16.再会
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床に倒れこむ俺にリーファは両手を合わせ座り込んで謝る。

「まぁまぁ、ヒールしたあげるから」

リーファは右手を俺の方に向けてかざすと回復の呪文(スペル)を唱えた。俺の周りを青白い光が包み込み、左上に映るHPバーが回復する。

「すごい、これが魔法ってやつか」

「高位の治癒魔法はウンディーネじゃないと使えないんだけど必須スペルだから君も覚えた方がいいよ」

「種族によって補正があるのか?」

床から起き上がりあたりを今一度見渡す。

「ここがシルフの街か。きれいなとこだな」

「でしょ」

リーファが自慢げにいうと、後方から少し高めの少年の声がする。

「リーファちゃーん、無事だったのー!!」

手を振りながら、緑色の髪の少年がこちらによってくる。

「あ、レコン」

「はぁはぁ、さすがリーファちゃんってインプ!?」

レコンが俺を警戒し、武器に手をかけたその時、上空から黒い影が降ってくる。

「ど、退いてぇぇ!!!」

上空から落ちてきた黒い影は、俺に激突!!!

「いてててて、何だよ」

俺の上には、黒い服につんつんの黒髪、背中には背負われた片手剣とクリアグレーの翅が。

「すまない........大丈夫か?」

少年は、起き上がり俺の上から退く。

「大丈夫、シュウくん?」

「あぁ、なんとかな」

「..........シュウ?」

黒髪の少年は立ち上がると俺の方を見て驚いたような顔をする。俺も降ってきた黒髪の少年の顔を今一度見る。

やはり、見たことはない。だが、感じたことはある雰囲気だった。どこかあいつに似ている。いや似てるんじゃない。
この雰囲気は.........。

「........キリト.........なのか?」

「やっぱり、シュウか!!?」

黒髪の少年.......キリトが俺に拳を突き出す。それに答えるように俺は、拳を合わせる。

「あの〜、お二人さんは、知り合いなの?」

リーファが不思議そうな俺とキリトを見る。

「まぁ、そうだな。紹介するよ前のゲームで俺の相棒だったプレイヤーのキリトだ」

軽く頭を下げる。

「こっちは、さっき知り合ったリーファだ」

「よろしく」

リーファも少し頭を下げる。

「リーファちゃん.......僕のこと忘れてない?」

小さな声でレコンが声をだす。

「ゴメン。こいつはレコン、あたしのフレなんだ」

「俺はシュウだ。よろしく」

「ああ、どうもどうも」

レコンに手を差し伸べるとその手握り握手をする。

「いやいやいや、そうじゃなくて大丈夫なの?スパイとかじゃないの」

再びレコンは腰の武器に手をかける。

「平
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