暁 〜小説投稿サイト〜
やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第7話 訓練兵団A
[6/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
さから落下するというのは、
 度胸試しの様で一歩が踏み出せない。

 一応地面にはマットのようなクッションが何重にもして置かれているのだが、
 それでも絶対は無い。

 万が一落下してそのまま打ち所が悪ければ最悪命を落とす。

 実際に過去、この訓練で命を落とした人もいるらしく、
 その言葉を聞いた瞬間彼らから笑みが消えた。

 (元から、笑みを浮かべられる訓練など無いが。)

 キース「第1班降下訓練開始!」

  この訓練で気を付けるべき点は4つ。

 ・落下中は崖の側面と向き合って下りる。

 ・片足ではなくきちんと両足を使って踏み込みながら下りる。

 ・一気に下りるのでは無く、複数回に刻みながら下りる。

 ・足に力をいれていないと滑って落下する危険があるため注意する。

 この4つを気をつければ、多少は生存確率は上がる。

 キース「よしっ!第2班降下訓練開始!!」

 第1班がおよそ10分程度かかりながらも全員無事に下まで降下した。

 皆へっぴり腰で崖を飛ぶことなどできず一歩一歩の落下だったため、
 時間がかかっていた。

 第2班のメンバーには、エレンも居るようだ。

 エレン「くっ。」プルプル

 ・・・さすがにこの高さじゃ、さすがにエレンも足がすくむか・・・。

 ヒョウ「・・・。」

 ヒョウ「はぁ・・・ッ!、エレン・イェーガー!」

 ハチマン「!?」

 エレン「!」

 ヒョウ「その程度の恐怖で臆しているようでは、巨人など
     到底駆逐できん!
     本当に駆逐したいとおもっているなら!
     その程度の恐怖などに億さず、打ち破って見せろ!」

 エレン「!・・・やってやる!」

 そういい、エレンはすぐに降下を始めた。

 そして、

 エレン「ふぅ・・・、よし!」

 他の班員よりも速く降下訓練を終わらせた。

 アルミン「エレン・・・。喜んでるね。」

 ヒョウ「ふっ、根気注入した甲斐があったな。」

 そして、ついに

 キース「・・・ふむ・・・。よしっ!第3班降下訓練開始!!」

 俺とヒョウを含む3班の番になった。

 周りが恐怖で足が竦んでる中で俺は、いち早く降下を開始した。

 そして、その1秒も経たないうちに、ヒョウも降下を始めた。

 さっきまで視界には、他の訓練兵たちが移っていたが、今はもう
 尖った岩の壁に埋め尽くされた。

 −−−

 半分ほどまで来た。

 一番初めに下り始めたが、怖いものは怖い。

 事実、ここまで来るのに、体感7分くらい掛かっているよう感じる。

 ちなみにヒョウは、俺より少し程度の速度で
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ