第十一章
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一人は一条であった。彼は隣にいる自分より若い男に話していた。
「用意はいいな、須藤君」
「はい」
その男須藤雅史は彼の言葉に頷いた。彼は刑事で警視庁に戻り特別任務を与えられている一条の補佐役として今ここに来ているのだ。若いながら警視庁きっての敏腕刑事として知られている。とりわけその武道の腕前は折り紙付きであった。
「奴等を倒す」
「わかりました」
二人は懐から銃を取り出して発砲する。それは化け物達には足止め程度にしかなからなかったがそれでも市民達が逃げる時間を稼いでいたのであった。
市民達はその間に安全な場所に逃げていく。しかし一人だけその場に残っていた。
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