第六章
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彼はまた言う。
「全然わからないよ。御免」
「いずれわかることになるかと」
「いずれって」
はぐらかされて首を捻ってきた。しかしここで高見沢が言う。
「まあいいじゃないか」
「いいですか」
「今俺達が闘うことの方がな。大事だろう」
「それもそうですか」
「そうだ」
「わかって頂けましたね」
青年は彼等の言葉を聞いて微笑んだ。そしてさらに言ってきた。
「それではですね」
「ああ」
「今から貴方達に向かってもらいたい場所があります」
「それは一体」
「鏡の向こうです」
そう言って窓を指差してきた。
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