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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第十三話『血液泥棒は誰だ!』
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屋にも機材はありますので、すぐにでもできますが。」
麻木は光太郎達に献血を薦める。
「俺達の血液でも大丈夫なら。」
光太郎は承諾する。
「それでは、当献血センターでは参加してくださる方には不安を安らげるために目隠しをしていただいていますので、こちらをおつけください。」
麻木は黒い目隠しを渡し、光太郎達はそれを着ける。
「それでは、始めますね。まずは南様からいきますよ。」
麻木はヤブカ怪人の姿に戻る。
「正体を見せたな。」
光太郎の言葉にヤブカ怪人はビクリと驚く。
「俺の目はこんな目隠しで何も見えなくなるほど弱くない。仮面ライダーの視力を侮ったな!」
光太郎は目隠しを外し、ヤブカ怪人と向かい合う。
「グブブ…」
ヤブカ怪人は右腕の針で光太郎を突き刺そうとするが、光太郎はその腕を掴みそのまま個室から出て受付まで引っ張りだす。
「キャー!」
「逃げろ!」
受け付けに来ていた人々は一斉に逃げ出す。
「変…身!」
光太郎の変身の掛け声とともに体組織を変化させる変身ベルト、サンライザーが出現し、キングストーンと太陽、2つのハイブリットエネルギーが全身を駆け巡り、南光太郎は、仮面ライダーBLACK RXへと変身するのだ。
「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!」
RXが名乗ると4体のクモ怪人達がRX目掛けて飛び掛るが、そのうち1体は霞のジョーによって押さえつけられる。
「クモ怪人は俺に任せろ!兄貴はヤブカ怪人を!」
「頼むぞ!」
RXはヤブカ怪人と屋外へ出て交戦する。
「お前達の企みはこの俺が食い止めてみせる!」
RXはヤブカ怪人の針による刺突攻撃を避けながら言う。
「グブブブ!」
ヤブカ怪人は攻撃が当たらずに苛立ちを見せる。するとガシャン、ガシャンという金属音とともにクリムゾンエクリプスが現れる。
「手こずっているようだな。」
クリムゾンエクリプスはサタンサーベルを手に取る。
「現れたな、クリムゾンエクリプス!」
RXはロボライダーに変身する。
「ボルティックシューター!」
ロボライダーはボルティックシューターから光弾を連射するが、クリムゾンエクリプスはサタンサーベルを使い光弾をすべて弾く。
「クリムゾンビーム!」
クリムゾンエクリプスは雷のような深紅のエネルギー光線をロボライダーに放ちダメージを与え、装甲から火花が散る。
「クッ!」
ロボライダーは怯みながらもすぐに立ち上がり、クリムゾンエクリプスに近づこうとするが、ヤブカ怪人が横から針を突き刺そうとするのに気づき、その腕を掴んでクリムゾンエクリプスめがけて投げ飛ばす。
「ぐぅ!」
「グブッ!」
2体が怯んだ瞬間にロボライダーは再びRX
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