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ドリトル先生と山椒魚
第二幕その十二

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「中段のアイスクリームも下段のドライフルーツもね」
「全部だよね」
「全部食べるね」
「そうするね」
「そうしていくよ、アメリカ風のティーセットも」
 こちらもというのです。
「いいよね」
「そうだよね」
「本当にいいよね」
「こちらもね」
「美味しいよ、イギリスではイギリスのティーセットしか口にしていなかったけれど」
 それでもというのです。
「日本に来てからは」
「こうしてアメリカ風のティーセットも楽しむし」
「中華風もだしね」
「日本風も楽しんでるね」
「時には」
「そうだよね、だからね」
 それでというのです。
「そのことも嬉しいよ」
「日本って色々なもの食べられるからね」
「色々な国のお料理があって」
「そうした国だからね」
「このこともいいよね」
「甘いものだってそうだね」
 ティーセットに欠かせないそうしたものもというのです。
「日本では」
「それでお茶自体もだよね」
「日本はお水もいいから」
「お茶も美味しいよね」
「しかも葉もいいし」
「煎れる茶器もいいしね」
「そうだね、茶器なんてね」
 先生は今度はこちらのお話をしました。
「日本の茶道だとね」
「物凄いよね」
「それ自体が国宝になる位に」
「物凄いのもあるしね」
「中にはね」
「そんなものでは流石に飲めないけれど」
 それでもというのです。
「そうしたものもあるのがね」
「日本だよね」
「お茶を飲むことについてもね」
「そうしたものがある」
「そうした国だね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「日本はね」
「お茶を飲むだけでも」
「それだけでもそうなっているから」
「物凄く美味しくて」
「色々なお茶も飲める」
「そんな国だね」
「だから素敵だよ、ではティータイムの後はね」
 それが終わると、というのです。
「また論文を書くよ」
「そうしようね」
「五時までね」
「そうしようね」
「そうするよ」
 こう言ってでした。
 先生はまた論文を書いていきます、先生は今の論文を真面目に書いていくのでした。
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