第二章
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「住むにしてもね」
「いいところですね」
「そう、だからね」
それでというのだった。
「引っ越して住みたいのなら私も反対しないし」
「引っ越し業者の人を調べて」
「そうしたサイトで考えてね、あと勿論引っ越し先も」
その場所もというのだ。
「よく調べてね」
「住むことですね」
「そうしてね」
「そうします」
光琉は確かな声で頷いてだった。
そのうえで実家に帰ってから智秋のアドバイス通り引っ越し業者を紹介するサイトでどの業者がいいかを調べて考えた。
それと共にいい引っ越し先を調べ。
「そう、かなりなの」
「安く済んで引っ越し先のマンションも」
光琉は智秋に会社の中で話した。
「決まりました、会社から近い」
「そこになのね」
「入ります、そしてです」
それにというのだ。
「これからはそこで、です」
「暮らして出勤するのね」
「そうします、先輩に紹介してもらったサイトで調べてよかったです」
光琉は笑顔で話した。
「さもないとです」
「わからなかったっていうのね」
「とても。引っ越し業者も色々ですね」
「そうよ、沢山あって中には違法業者もいるから」
「よく調べないと駄目ですね」
「そうよ、だからね」
それでとだ、智秋は光琉に話した。
「そのこともね」
「考えて」
「それでよ」
「私のそうしたサイトがあるって言ってくれたんですね」
「それで上手くいったならよかったら」
智秋はにこりと笑って話した。
「だからこれからもね」
「何かあったら」
「そうしたサイトで調べてよ」
「自分で調べて考えることですね」
「今はそれが出来るから」
インターネットでというのだ。
「それならね」
「そうしてやっていくことですね」
「そうよ、じゃああらためて言わせてもらうわ」
「何でしょうか」
「引っ越しおめでとう、そして大阪にようこそ」
智秋は光琉ににこりと笑ってこう告げた、そして彼女の新居で同僚達と共に引っ越し祝いのパーティーもした、大阪に来た光琉は通勤の苦労もなくなりさらに幸せに過ごせる様になった。やがて結婚し大阪市内にまた引っ越したがその時もそうしたサイトを使用した。
引っ越し前のチェックに 完
2023・3・21
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