暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第106話 ルキの失敗!1ミリのユダ登場!
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て……」
「構わん構わん、グルメ界の食材はイッセー達と一緒に食べたいんじゃろ?」
「はい、初めてグルメ界の食材を食べるときはイッセー先輩やオカルト研究部の仲間、あとイリナさん達とも一緒に食べたいんです」


 これは皆で決めた事です。正直グルメ界の食材を食べてみたいと思いますがそれでも私は皆と一緒に食べたいんです。


「ふふっ、ならいつかグルメ界の食材を調理できるようにこの後の修行も頑張らないとね」
「はい、引き続きよろしくお願いいたします!」


 姉さまにそう言われた私は強く頷いてにんにく鳥の親子丼にがっつきました。



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――――――

―――


side:イッセー


 小猫ちゃんが修行に向かってから数日が過ぎた。俺達はルキの工房で彼女の仕事を手伝ったり素材を捕獲しに向かう日々を過ごしていた。


「えっ、ワーナーシャークを捕獲したい?」
「ああ、協力してくれないか」


 そんなある日の朝、ルキからワーナーシャークを捕獲したいから協力してくれと相談を受けた。


「ルキ、悪いがお前じゃワーナーシャークを捕獲するのは無理だ。もしかして前に言ったことを気にしてたか?流石に失礼だったよ、ごめん」
「いや別にそう言う訳じゃないんだ。ただオレの実力がどこまで通用するのか試してみたいんだ」
「でもなぁ……」


 ルキがワーナーシャークを捕獲するのは無理だろう、だが今のルキには何を言っても駄目みたいだ。


「言っても聞かないな、こりゃ……分かった、力を貸すよ」
「本当か!ありがとう、イッセー」

 
 俺も親父や節乃お婆ちゃん、IGOの皆……色んな人に無茶してきてもらったからな。俺だけイヤイヤ言うのも筋が通らないだろう。


「ただヤバイと判断したら俺が倒す、それでいいか?」
「ああ、その判断はイッセーに任せるよ」
「分かった、それじゃ行こうか」


 俺はルキと共にテリーに乗ってワーナーシャークが生息する海域に向かった。メルクマウンテンからそこまで離れていないからラッキーだな。


「この子凄いな、まだ子供なのにオレ達二人を乗せてこんなに早く移動できるなんて!」
「さっき渡した指輪のお蔭だ、あれは体重を軽くする効果があるからな」
「へえ、下界にはこんなアイテムがあるんだな。知らなかったよ」


 俺はルキにさっき渡したルフェイが作った対銃を軽くする指輪の説明をする。今はコレがないと俺を乗せたりできないがテリーもいつかもっとでっかくなって皆を乗せてくれるかもしれないな。


「この辺だな。あのあたりの海域では船が沈没する事件が多発している。まるで船の底が鋭利な刃物で切られたみたいに傷がついていたそうだ
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