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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第十二話『ネオゴルゴム流地獄料理』
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鹿な、俺の研究の成果が…」
ネオゴルゴム神殿の広間では柿坂の嘆く声が響く。
「柿坂、お前には期待外れもいいところだ。」
そこに大怪人達は現れ、ソフィルは柿坂を叱責する。
「ソフィル様、もう一度期会をください!」
柿坂は縋るように言う。しかし、
「カノコソウ怪人の睡眠花粉で失敗し、ユーカリ怪人の高濃度揮発油で失敗し、キツネ怪人のエキノコックス爆弾で失敗し、これで4度目。流石に庇う気も失せた。」
エピメルもゴミを見るような目で柿坂を睨む。
「ですから、そこをなんとか!」
柿坂は必死で説得しようとする。
「くどい!やれ、ヤブカ怪人!柿坂を始末するのだ。」
そんな説得も虚しく、リシュナルの指示を聞き、麻木が現れる。
「麻木、どうしてここへ!」
「そうか、君には話していなかったね。」
麻木は驚く柿坂を見下しながらヤブカ怪人へ姿を変える。
「そうか…俺はもう…用済みなのか…」
目の前の光景を見た柿坂は精神の限界を迎え、笑い出す。
「グブブ…」
ヤブカ怪人は柿坂の血液を吸いながら強力な毒素を注入し、柿坂の命を奪った。
「けっ、クソまずいな。栄養バランスの取れた食事をしろっての。」
ヤブカ怪人は麻木の姿へ戻ると悪態をつきながら唾を吐きつけた。
『本日のニュースです。昨晩、元調剤師の柿坂悟朗さんの遺体が発見されました。警視庁の調査によりますと─』
その翌日、柿坂の死はニュースのトップバッターを飾ることになった。
続く
次回予告
献血支援会場に紛れ込むヤブカ怪人。ネオゴルゴムの採血計画を阻止するのだ、光太郎。『血液泥棒は誰だ!』ぶっちぎるぜ!
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