エイプリルフール番外編 「夢」その2
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い?」
「えーっと、そのナツの異様な打たれ強さってどこから来てるの?」
とスイ。
結構な頻度でイズミに制裁を受けているのだが、いつの間にか回復しているナツ。
「そうね…そう言えば…あなたイタチくんに刺されてたよね。…あれは幻術じゃなかった。でももう傷痕もない…どうして…」
「うーん…あれは木遁チャクラモードとでも言うべきか」
「木遁チャクラモード?」
「自分のチャクラを性質変化させたうえで形態変化させて身に纏う。そうすると体に変化が起こるんだ。体が活性化するとでも言うのか。木遁、水遁なら脅威の治癒能力みたいな」
「と言うか知らない言葉が出て来たわね。形態変化?」
「ですね」
「形態変化はその名の通りチャクラの形を変える技術だな。うーん…スイは無意識にやってるだろ?影縛りの術なんて陰遁の性質変化と影を伸ばす形態変化の技だろ?」
「そ、そうなの?」
「そうだろ。一族の秘伝忍術はそこんとこ教えないの?」
「…聞いてない。…出来るはず、とそんな感じだったし」
「…うちはの一族なんて自分のチャクラ性質すら調べないわよ。でも火遁は使えていたわね」
良いのか…秘伝。もうちょっとこう、…あるだろ?
「それで…」
「結局…」
「私たち(ボクたち)にもできる?(ますか?)」
「う、うーん…要修行かな。本戦まではまだひと月あるのだし。もしかしたら覚えられるかもしれないしね」
まず二人ともチャクラ穴からチャクラの放出する感覚を覚えてもらわなければならない。
これはナツがどうにかした。
白眼で点穴を見極め、そこから微弱なチャクラを流し込む。自分以外のチャクラが経絡系すべてを駆け回り刺激されビックリしてチャクラ穴が開いたようだ。
これが出来れば次はチャクラを留める修行。まぁ、形態変化だ。俺は纏と言っている。
この状態に性質変化を混ぜると、チャクラモードとなる。まぁ九尾チャクラモードや転生眼チャクラモードと違い発光したりはしない。どちらかと言えば四代目雷影の雷遁チャクラモードと同じと言った方が良いだろう。
みっちりとその修行を影分身を用いて習得に励む事一か月。
「もうやだ…うちは一族」
「え、なによ?」
見事に習得したイズミの体をプラズマが覆っていた。
「それはもう雷遁じゃない。プラズマだ…火と雷…あとは陰を混ぜてあるんじゃないか?」
「そうなの?確かにどうせなら火と雷、両方混ぜてしまえとは思ったけれど」
「くっそ、うちは一族のバカヤロー」
二種…三種混合。それを血継淘汰って言うんだぞ。
大声で愚痴を叫ぶと少しすっきりした。うちは一族はどちらかと言えば陰のチャクラ性質を得意としている事を忘
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