エイプリルフール番外編 「夢」その1
[5/34]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
れでも根本的解決にはなっていない。
となれば他の手を考える訳で。
その1 「陰封印」で仙術チャクラを貯める。
…そもそも三年間と言う時間一定量貯めなければいけないため仙術チャクラではまず不可能。三年座りっぱなしは無理ですわい。
その2 「影分身」を待機させる。
…まぁ、ナルトがやってたやつだ。ただ、速攻性にやや欠ける。
その3 自然エネルギーの誘引速度を引き上げる。
…要するに慣れろって事だ。補助術式を構築できれば良いのだけれど…今のところどうすればいいかも分からない。
猿仙人の秘術としては、金剛の術で自身の体を鋼鉄に変え、その間に仙術チャクラを練るのは基本らしい。
だが、やはり即効性には欠けるのでマジで慣れるしかないのかもしれない。
方向性は見えた。総合してみても要修行と言う言葉以外ないよね。
先生は金剛の術、仙法・筋斗雲の術などいくつかの猿仙人の術をナツに教えると役目は終わったと木ノ葉を去って行った。
さて、思いのほか仙人化に手間取ったが、ここまで基礎を増やして来たらやる事は一つだろう。
そう、みんな大好き螺旋丸の習得だ。
螺旋丸の修行方法は皆良く知るところだろう。
縁日で手に入れた水風船を片手に螺旋丸の練習をしてみた人も居るのではないか?
え?自分の事だろうって?バカ、お前、バッカッ…コホン。
と言う事で水風船をいっぱい買い込み螺旋丸の修行。なんか父上からの視線が痛いが…うん、俺に柔拳の修行をつけるのは諦めてくれ。興味ない。
俺は世紀末覇王になる気は無いのだよ。はっはっは。
でもお前が見えているのは線だけかっ!はやってみたいね。
螺旋丸の修行はやはり困難を極めたが、影分身と言う奥の手が有る。どれほど時間が掛かろうとも会得して見せるさ。
父が死んだ。
第三次忍界大戦は日向一族にも多数の死傷者を出した戦いでの事だ。
この戦いは凄惨なもので、日向の一族にも多大な死傷者を出すことになったのだ。
父もその犠牲の一人で、木ノ葉の慰霊碑にその名を刻んでしまっていた。
…涙は出ないよ。でも…
「俺は生きるよ。…生きるから」
それだけが父へ送る言葉だった。
その後、母を早くに無くし、父もなくした俺は日向宗家の家に厄介になる事になる。
まぁ立場は使用人だ。分家の人間だしね。
あー、くさくさする…エロ本でも落ちてないだろうか…
「こ、これは…」
と道端に落ちていた本を拾う。
「男女の産み分け方…っていらねーっ!!」
ぶぅんっ!と力いっぱい放り投げたその雑誌は放物線を描きたまたま運の悪い事に人に命中する。
「痛いってばねっ!誰、あたしにこんな物を投げつけたヤ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ