エイプリルフール番外編 「夢」その1
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「仙境での修行は今のところ不可能…となれば自己流だが…取り込みミスの危険が…」
柔拳法は全身のチャクラ穴からチャクラを放出する技。
まずこれを習得すれば危なくなったら排出が可能かもしれない。
「さらに問題は、籠の鳥の呪印が刻まれてしまうと転生眼に至れないらしいと言う所か…」
嘘か真は分からないが、時間はあまり無いらしい。
「となれば柔拳からか…はぁ、明日からとうさまに修行をお願いしてみようかな」
と言うか…
「どんな修行をするにしてもまず影分身、これが鉄板っ!これだけは何としても覚えるっ!禁術だろうと何だろうとっ!どんな手を使ってでもっ!」
そこまで考えてからナツは考えすぎて頭が熱くなったのか知恵熱を出したように倒れるように眠りについた。
息子のナツは日向の才能をどこかに落っことして来たのではないか?と思うほどに才能がない。
柔拳の修行からもすぐに逃げ、一族の中でも最弱の代名詞になっていた。
逃げた先でなぜか忍術を一生懸命覚えようとしていたようだが、そんな事より柔拳の修行が重要だろう?お前は日向の一族なのだからさぁっ!
と思っていたが、ナツは本当に変わった子だったようだ。
まさか練習していた術が影分身の術だったとは…いったいどこで影分身の印を覚えたのだろうか。禁術だぞ、一応。
しかし、上手く影分身が出来上がるまでに一年以上かかっている事態にやはり才能の面では恵まれていないのではないかと言う疑念が沸いてくる。
こんな息子を持った事を恥たが…それでも我が子、可愛くないはずはない。せめて健やかに成長してくれれば…いや、せめて白眼だけでも使えてくれれば…
親の心配は尽きない。
さて、皆も影分身の印くらいは漫画やアニメで知っているだろう。
手を十字に組むあれだ。
しかし、術の発動は印のみで行うのではなく、チャクラを練ったりチャクラをコントロールしたりと難しい。
それを覚えて影分身の術がちゃんと出来るまでに一年。
四歳になった事で刻まれた籠の鳥の印。
これを施されると分家は宗家に逆らえない。逆らおうとしても宗家の印に反応して脳に激痛が走るのだ。さらに死んだ時は白眼を封印してしまうオマケ付きだ。
あー、だめだー…もうダメぽ…
呪印が有ると転生眼は開眼出来ないらしい。…まぁ、試したことが有る訳じゃないのだけれど…
転生眼は諦めたほうがよさそうだ…ちぇ。
もう白眼(笑)でいくよ、もう。
さて…影分身と、とりあえずチャクラ穴からのチャクラの排出は覚えた事で仙術の修行を始める事にする。
ナルトは妙木山でガマの油と言う自然エネルギーの誘引剤が有った訳だが…今のナツにはそんなものを得る機会は無い
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