外典 【BORUTO】 その2
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「え…?」
ハナビの言葉になみだが顔色を失った。
「水遁もそうだけど尾獣の制御の仕方も勉強しないと。家に帰っている暇は無いわよ」
「ひぇぇえ」
なみだ涙目である。
「た、助けて、ワサビちゃん、スミレちゃん」
「むり、がんばれ」「はわわ…が、頑張ってねなみだ」
「この裏切者〜」
「ちょと、うちは鬼の住処じゃないわよ」
「鬼の方が優しいし〜」
「なみだ、そんな事を言うと」
「ナ〜ミ〜ダ〜?」
「へぐっ…」
ハナビに睨まれ涙も止まったらしい。変なしゃっくりが出たようだ。
なみだが水遁と泣き術の威力が大幅に向上したころ、スミレは忍者を止め化学忍具班に移動する事になった。
どうやら前々から決めていた事らしいのだが、なみだの成長で踏ん切りがついたようだった。
「どうしたの二人とも」
サラダがいつもの日課と日向家で修行をしていると、どこか怒ったような様子のワサビと困ったようななみだに気を取られた。
「なんでもねーよ」
フンとそっぽを向くワサビ。
「なみだ?」
ワサビに問うのを諦めたサラダはなみだに問う掛けた。
「えっと、その…わたし達の班に新しく入ったメンバーなんだけど…」
どうやら抜けたスミレの代わりに入ったのは鉄の国からの留学生で鉄(くろがね)ツバキと言う侍少女らしいのだが、その少女は忍者に良い印象を持っていないばかりか、上から目線でけなしてくるらしい。
「それは…仲良くは出来ないかな…」
サラダも真顔だ。
「だよな、わかってんじゃんサラダ」
「もう、二人ともやめてよっ」
なみだはどうやら仲良くやって行きたいようで、どうして良いか分からずにオロオロしていた。
「たのもーーーーっ」
そんな話をしていると玄関の方から大声で呼ぶ声が聞こえる。
パタパタと廊下を走る音がして、しばらくするとモンテが小柄の少女を連れて現れた。
「あーーーっ!」
「え、何?」
大声をだすワサビに戸惑うサラダ。
「あら、お二人とも」
「ツバキちゃん」
なみだの言葉を聞くに彼女が件の留学生のようだった。
侍と言う事だが、やはり腰に刀を帯刀している。
「何しに来たんだ」
ワサビが詰め寄る。
「別にあなた達に用事が有った訳ではありません」
とツンとすまし顔のツバキ。
「てめぇ。じゃあ何しに来た」
「あなたにお伝えする事でもありません」
「こんのぉっ!」
一触即発の雰囲気を醸し出すワサビとツバキ。
「もう、止めてよ二人ともっ!」
今まで我慢して来たぶんなみだの感情が爆発。それに伴いボコボコと赤いチャクラがなみだから
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