暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第104話 超一流の研ぎ師への道、美食連合の褒めまくり作戦!
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く際の感触で傷があるかどうか感じるんだ」
アザゼルさんは傷を見えないと言うがオレも実際見ている訳じゃない。
「研ぎ師もまた目ではなく音や触感で包丁を研ぐんだ……」
オレは全神経を包丁に集中させる。そして包丁を研いだ。
「す、凄い速さだ……研いだ後に音が鳴った……!」
「……ふぅ」
祐斗君は研いだ後に音が鳴った事に驚いていた。オレは全身から汗を拭きだしてうまく研げた事に安堵する。
「ルキさん、凄い汗ですね」
「ありがとう、アーシアさん」
アーシアさんがハンカチで俺の顔を拭いてくれた。
「ルキさん、凄い集中力だったわね。まるで精神統一をしていたかのような……」
「私も難しい食材での調理を終えた後にあんな風に汗が一気に出てくることがありますが……ルキさんの真剣さがうかがえますね」
「まさに全身全霊……あれを一日に最低でも100回もこなすなんて……凄いですわ」
リアスさん、小猫ちゃん、朱乃さんがオレを凄いと言ってくれるがそんなに大したことじゃないだろう。
「汗をかくのはオレが半人前の証さ。師匠なら涼しい顔で汗一つ流さないよ」
『……』
オレがそう答えると三人は苦そうな表情をする。どうしたんだろうか?
「でもでも!やっぱり一流の研ぎ師の動きは凄かったですよ!だって私なんて何が起こったのか分からなかったんですから!」
「良かったら今度はもう少し速度を落として包丁を研ごうか?」
「いいんですか!?」
「うん、包丁によっては研ぐスピードを落とさないといけない時もあるしね。例えばこの包丁ならその条件に合ってるよ」
「是非見せてください!」
「うん、いくよ」
「ひゃ〜っ!凄いすごーい!!」
小猫ちゃんや皆はコロコロと表情を変えて驚いていた。騒がしいと気が散るんだけど不思議と悪い気はしなかった。
それから暫くすると日が沈み始めてきた。
「あっ、いけない。そろそろ晩御飯の時間ですね」
「もうそんな時間か。なら直ぐに用意するよ」
「じゃあそれは私達に任せてください」
小猫ちゃん達はそう言うと外に向かった。
「あのスカイカスが良いですね。祐斗先輩、ゼノヴィアさん、お願いできますか?」
「うん、任せてよ」
「承知した」
祐斗君とゼノヴィアさんは剣を構えてスカイカスに向かっていった。
「獅子歌歌!」
「月牙天衝!」
祐斗君は目にも映らない速度の居合でスカイカスの首を切り落とし、ゼノヴィアさんは巨大な斬撃でスカイカスを真っ二つにした。
「凄い、捕獲レベル39のスカイカスをああも簡単に……」
「さあ、今度は私の番ですね。ルキさ
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