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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第104話 超一流の研ぎ師への道、美食連合の褒めまくり作戦!
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「コレが……」
オレはイッセーからメルクの星屑を受け取った。初めて見たソレはまるで星の輝きのような美しい石だった。
「約束通り小猫ちゃんの包丁を作らせてもらうよ」
「そのことなんだがルキ、それは一旦保留にしてもいいか?」
「えっ、どうしてだ?」
「実は小猫ちゃんがルキの仕事ぶりを見たいと言ってな、暫くここに滞在させてほしいんだ」
「それなら全然かまわないよ。いくらでも見ていってくれ」
イッセーの頼みをオレは承諾した。仕事場には危険なものも多いがヘビーホールを制覇した彼らならまあ心配は無いだろう。それに師匠の無事を確認してきてくれた彼らにお礼がしたかったからこの程度は許可した。
「あっ、ポチコが帰ってきたみたいだ」
「ポチコ?それって前に話に出てたやつか」
オレは何かが羽ばたく音が聞こえたので外に出る。するとヴァンパイアコングのポチコが大きな荷物を持って帰ってきていた。
「羽の生えたコウモリみたいなゴリラさんですぅ!」
「ヴァンパイアコング、捕獲レベル20の哺乳獣類、知能も高く実力もあるゴリラだ」
「この子がポチコ、師匠のペットだよ。ポチコ、お客さんだ。挨拶しな」
「プギィィィィィッ」
オレはイッセー達にポチコを紹介する、ポチコはイッセー達に頭を下げると俺に荷物を渡して工房の近くにある巣である木に登って直立する。
「ポチコはいつもこうやって依頼された包丁を持ってきてくれるんだ。賢い子だよ」
「なるほど、こんな山奥で包丁の受け渡しをどうやってたのか疑問だったがコイツが運んでいたのか」
「そうだよ、オレと一緒に師匠を待ってる家族さ。いつも助けてくれるんだ」
この6年間オレを支えてくれたのはポチコだ。この子がいなかったらオレは仕事を続けられなかったかもしれない。
「さあ仕事だ、今日も依頼がわんさかだよ!」
オレはイッセーにも協力してもらい大量の包丁を仕事場に運んだ。
「わぁぁっ!凄い数の包丁ですね!」
「世界中の料理人たちが研ぎの依頼をしているからね。毎日これだけの数の包丁が来るんだ」
小猫ちゃんは山積みになった沢山の包丁を見て目を輝かせていた。
「凄い数の包丁ね、これ何本あるのかしら……」
「大体100本くらいかな?日によってはもう少し多い時もあるよ」
リアスさんの問いに俺は100本ほどと答える。
「これを一日に何本研ぐんですか?」
「ポチコが持ってきた包丁はその日に研いでしまうよ。じゃないと時間が足りないからね」
「えっ?じゃあルキさんは毎日最低100本の包丁を研いでいるんですか!?」
「うん、そうだよ。後は発注された包丁を作ったり材料を取りに行ったりしてるよ
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