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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第十一話『恐怖の大怪人』
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く。
 「今更気づいても手遅れだ!ネオゴルゴムにはネオゴルゴム独自の世紀王が必要。我々が欲しかったものは貴様の血液とシャドームーンキングストーンだけだ。元よりブラックサンにも、シャドームーンにも出る幕などなかったのだ。」
 ソフィルは嘲笑うように言う。
 「まさか、信彦の体からキングストーンを剥ぎ取ったのか!」
 RXは怒りで立ち上がる。
 「絶対に許さん!」
 RXはクリムゾンエクリプスに飛びかかり、激しいパンチを放つが、クリムゾンエクリプスはそれを受けきり、
 「クリムゾンビーム!」
 深紅の雷を放ち、RXを攻撃する。
 「強い…なんて力だ…」
 RXはよろめきながら立ち上がる。それを見たクリムゾンエクリプスは右手にエネルギーを込める。
 「クリムゾンパンチ!」
 クリムゾンエクリプスは立ち上がったRXに深紅に光る拳を放ち、RXを吹き飛ばす。
 「これで終わりだ!」
 クリムゾンエクリプスが右足にエネルギーをためていると、何かによって突き飛ばされる。
 「撤退しましょう、RX。」
 その正体はアクロバッター、そしてRXの次元移動を助ける車、ライドロンであった。
 「逃さん!」
 クリムゾンエクリプスはすぐさま立ち上がるが、突然苦しみながら倒れる。
 「初めての戦闘で限界が来たか。RXよ、命拾いをしたな。」
 大怪人達はクリムゾンエクリプスを支えながら撤退した。
 「大怪人達に世紀王クリムゾンエクリプス…なんて強敵なんだ…」
 変身を解除した光太郎は新たな脅威から人々を守る決意をより一層固めるのだった。
 続く

 次回予告
 飲食店で次々に起こる薬物の過剰反応。ナツメグ怪人の魔の手が人々の安全を脅かす。『ネオゴルゴム流地獄料理』ぶっちぎるぜ!
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