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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第十話『若返った光太郎』
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はネオゴルゴムの策略なんだ!奴らは世代の壁を利用して不信感を煽ろうとしているんだ!だから…」
光太郎は力強く話す。しかし、
「うるせぇ!お前はどっちの味方をしているんだ!」
「まさかあんたも、若返った老害とか言わないよな!」
「私達は折角若い頃の遊びをまたしようと思っていたのに!」
「そんなに仲良しこよしがしたいなら、1人で惨めにやってろよ!」
様々な精神年齢の若者達から口撃を受けてしまう。そこにフンコロガシ怪人は再び現れる。
「うわっ、でた!」
フンコロガシ怪人を見た若者達は一斉に逃げ出す。
「ネオゴルゴム、人の心の脆さを利用する卑劣な行為、絶対に許さん!」
光太郎は拳を構え、力を込める。そして、
「変…身!」
光太郎は変身の掛け声を上げる。光太郎の声に反応し、キングストーンを内包した変身ベルトが出現し、そのエネルギーによって光太郎の肉体はバッタ怪人へと変わりその皮膚はキングストーンの力で一瞬のうちに強化皮膚、リプラスフォームへと変化し、南光太郎は仮面ライダーBLACKへと変身するのだ!
「仮面ライダー…BLACK!」
BLACKは高らかに名乗る。
「シュグッ!」
フンコロガシ怪人は泥玉爆弾をBLACKに投げつけるが、BLACKはそれらを華麗に避け、着弾地点から火花が散る。そして、BLACKは臆することなくパンチの連打をフンコロガシ怪人に浴びせる。
「シュググ!」
フンコロガシ怪人はBLACKに若返り光線を放とうとする。しかし、
「キングストーンフラッシュ!」
BLACKはベルトから放つ光によってフンコロガシ怪人に対して目潰しをし、光線を妨害する。更に、放たれたキングストーンのエネルギーを集約し、身体強化を行い、ジャンプしてフンコロガシ怪人に向かっていき、
「ライダー…パンチ!」
強化された拳でフンコロガシ怪人の頬を殴り、その反動で後退し、次の攻撃に繋げる。そして、
「ライダー…キック!」
BLACKの必殺キックがフンコロガシ怪人に炸裂し、フンコロガシ怪人はなんとか立ち上がるも、命の限界を迎え爆発しながら蒸発する。
「身体が、もとに戻ってゆく。」
フンコロガシ怪人が撃破されると、若返り光線を受けた人々は光太郎も含めて本来の年齢に戻る。
「せっかく昔に戻れたのに…」
「人生これからだったってのによ…」
しかし、民衆からの声は、歓喜のものではなかった。光太郎は背を向けて帰路へ着こうとするが、
「大丈夫ですか?」
1人の男子が腰を抜かして動けなくなっている老夫婦に手を差し伸べていた。
「ありがとう。あんな怪物始めてみたから俺も婆さんも腰が抜けちまっていたよ。本当、助かったよ。」
老夫婦は男子の助力もありすぐに立ち上がることがで
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