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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第103話 メルクの語る真実!メルクの星屑をゲットだぜ!
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であるゼノヴィアもショックを受けているようだ。
「なら強くなれ」
「えっ?」
「悔しいなら強くなるしかない。敵は待ってくれないし自分の弱さに嘆くくらいならグルメ界に行くのは諦めた方が良い。二人はそれでいいのか?」
俺は敢えて厳しい言葉を二人に浴びせた。出来れば皆でグルメ界に行きたいと言うのは本音だが無理強いは出来ない、二人がここで諦めるのならそれでもいい。だが……
「……良くないよ!悔しいしこのままじゃ情けないしなにより美味しい物を諦めるなんて嫌だ!」
「ああ、そうだ!私だってG×Gを知って食の素晴らしさを理解できたんだ!もっと美味しい物を食べたいんだ!」
ははっ、やっぱりこの二人も俺が見込んだ食いしん坊だ。この世界で一番大事な『食べたい』という想い、それがあるのなら二人は折れないよな。
「ならこれからも美味いもんを食って頑張っていけばいいさ。大丈夫、二人は強くなってるよ。一緒にいる俺が保証する」
「イッセー君……うん、君がそう言ってくれるなら勇気が出るよ!」
「弱音などらしくなかったな。相手が圧倒的強者ならそれに追いつけるくらい鍛えて食べまくればいい!」
祐斗とゼノヴィアはやる気を出したみたいだな、二人ならいつかアーサーに追いつけるさ。
「そういえばルフェイはどこだ?」
「ああ、あの子なら……」
「はい、これでいつでも喋って大丈夫ですよ」
リアスさんが指を刺した方を見ると巨大な大男の首に石のような物に紐を通した不格好なネックレスをかけていた。
「ルフェイ、もしかしてその人は……」
「あっ!師匠!」
俺はルフェイに話しかけると彼女は嬉しそうに駆け寄ってきて俺に抱き着いた。
「師匠!無事で良かったですー!」
「おおっと……」
俺はルフェイを優しく抱きとめる。
「怒ってないのか?お前のお兄ちゃんと戦ったんだぞ?」
「怒ってませんよ、寧ろ師匠が無事であるか気になってたくらいです」
「そうか……」
実の兄より俺の方を心配してくれたのか、まあルフェイも俺よりアーサーが強いって感じ取ったからだと思うが……へへっ、それでも嬉しいな。
「師匠、私答えは見つかりませんでした、それでも自分の意志で皆といたいんです。美味しい物も食べたいしアイテムも作りたいです、そんな曖昧な考えでもいいですか?」
「ああ、100点満点の答えだ」
「えっ?」
「やりたいようになればいいんだよ、食べたいものを食べればいい、他人を理由にするんじゃなくて自分で決めればいいんだ。それが自由、それが自然だ」
「えへへ、ならこれからも師匠のお側にいても良いですか?」
「ああ、好きなだけいればいいさ」
「嬉しい……師匠
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