暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第九話『純白のスポットライト』
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「ははは、そうですね。でも、そんな花畑が汚されるさまはもっと美しいです。」
 サンダンは不気味な笑みを浮かべる。
 「何が目的だ?」
 サンダンの言葉に光太郎は警戒する。
 「この会場には、感染力の高い寄生虫の卵を爆弾にして複数設置しています。」
 「なんだと!」
 「あなたが事を荒立てなければ、爆弾は起動させません。意味、解りますよね。」
 サンダンの言葉を聞き、光太郎は拳を握る。
 「ネオゴルゴムにとって、人類も、人類に味方するあなたも邪魔なんです。」
 「…響子ちゃん、爆弾の方は任せた。」
 光太郎の言葉に、サンダンは首を傾げる。
 「お前達の誘い方が不自然だったから、ここの会話が通じるようにしておいた。お前達の作戦もここまでだ!」
 光太郎は立ち上がる。
 「今更手遅れです。」
 サンダンは爆弾を起動させるが、なんの反応もない。
 「水で押し流しているんだ。爆弾の起動はできなくなっている。」
 サンダンの作戦は光太郎の起点によって阻止される。
 「おのれ、ここへおびき寄せればどうにかなると思っていたのに!」
 そこに高木、橋下、伊藤が現れる。
 「なるほど、これはネオゴルゴムの悪魔のライブだったのか!」
 光太郎が見抜くと、高木達は三神官としての姿を見せる。
 「ゆけ、コウモリ怪人!観客達を襲うのだ!」
 ソフィルの命を受け、スタッフ達はコウモリ怪人の姿に戻りステージへ向かって行く。
 「行くぞ!変…身!」
 光太郎の変身の掛け声とともに体組織を変化させる変身ベルト、サンライザーが出現し、キングストーンと太陽、2つのハイブリットエネルギーが全身を駆け巡り、南光太郎は、仮面ライダーBLACK RXへと変身するのだ。
 「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!」
 「姿を見せましたね、仮面ライダー!」
 サンダンはキツネ怪人の姿に戻りライフル銃、ヨウチュンを構える。
 「キツネ怪人、独断専行はするなよ。」
 RX達も控室を出てステージへと登ってゆく。
 「助けて!」
 ステージから客席へ向かってくるコウモリ怪人に客達は怯えていた。
 「皆さん、逃げてください!水よ!」
 響子は客達を逃し、超能力で生成した水圧弾を放ち、コウモリ怪人を撃ち落としてゆく。
 「ほらほら!」
 キツネ怪人はヨウチュンから光弾を放ち、RXを攻撃するが、RXは華麗に避ける。
 「これでどうだ!」
 リシュナルから風の弾丸が放たれ、RXは手刀でそれを砕く。
 「リボルケイン!」
 RXはリボルケインを取り出し、銃弾を弾きながらキツネ怪人との間合いを詰め、
 「トドメだ!」
 ヨウチュンを弾き落として必殺のリボルクラッシュを放ち、キツネ怪人を貫く。
 「ぐあぁぁぁっ!」
 リボルクラッシュによる
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ