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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第九話『純白のスポットライト』
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「ははは、そうですね。でも、そんな花畑が汚されるさまはもっと美しいです。」
サンダンは不気味な笑みを浮かべる。
「何が目的だ?」
サンダンの言葉に光太郎は警戒する。
「この会場には、感染力の高い寄生虫の卵を爆弾にして複数設置しています。」
「なんだと!」
「あなたが事を荒立てなければ、爆弾は起動させません。意味、解りますよね。」
サンダンの言葉を聞き、光太郎は拳を握る。
「ネオゴルゴムにとって、人類も、人類に味方するあなたも邪魔なんです。」
「…響子ちゃん、爆弾の方は任せた。」
光太郎の言葉に、サンダンは首を傾げる。
「お前達の誘い方が不自然だったから、ここの会話が通じるようにしておいた。お前達の作戦もここまでだ!」
光太郎は立ち上がる。
「今更手遅れです。」
サンダンは爆弾を起動させるが、なんの反応もない。
「水で押し流しているんだ。爆弾の起動はできなくなっている。」
サンダンの作戦は光太郎の起点によって阻止される。
「おのれ、ここへおびき寄せればどうにかなると思っていたのに!」
そこに高木、橋下、伊藤が現れる。
「なるほど、これはネオゴルゴムの悪魔のライブだったのか!」
光太郎が見抜くと、高木達は三神官としての姿を見せる。
「ゆけ、コウモリ怪人!観客達を襲うのだ!」
ソフィルの命を受け、スタッフ達はコウモリ怪人の姿に戻りステージへ向かって行く。
「行くぞ!変…身!」
光太郎の変身の掛け声とともに体組織を変化させる変身ベルト、サンライザーが出現し、キングストーンと太陽、2つのハイブリットエネルギーが全身を駆け巡り、南光太郎は、仮面ライダーBLACK RXへと変身するのだ。
「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!」
「姿を見せましたね、仮面ライダー!」
サンダンはキツネ怪人の姿に戻りライフル銃、ヨウチュンを構える。
「キツネ怪人、独断専行はするなよ。」
RX達も控室を出てステージへと登ってゆく。
「助けて!」
ステージから客席へ向かってくるコウモリ怪人に客達は怯えていた。
「皆さん、逃げてください!水よ!」
響子は客達を逃し、超能力で生成した水圧弾を放ち、コウモリ怪人を撃ち落としてゆく。
「ほらほら!」
キツネ怪人はヨウチュンから光弾を放ち、RXを攻撃するが、RXは華麗に避ける。
「これでどうだ!」
リシュナルから風の弾丸が放たれ、RXは手刀でそれを砕く。
「リボルケイン!」
RXはリボルケインを取り出し、銃弾を弾きながらキツネ怪人との間合いを詰め、
「トドメだ!」
ヨウチュンを弾き落として必殺のリボルクラッシュを放ち、キツネ怪人を貫く。
「ぐあぁぁぁっ!」
リボルクラッシュによる
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