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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第九話『純白のスポットライト』
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枚出す。
「そんなに貰ってどうするんだよ。」
「だから、光太郎さんと三人で行こうかと思って誘ったのよ。」
響子と霞のジョーの会話を光太郎はカップを拭きながら聞いていた。
「そうなると、その日は玲ちゃんと杏子ちゃんに店を頼まないといけないけど、二人は大丈夫?」
光太郎は仕込みをしている二人に質問する。
「私達は大丈夫。」
「たまにはゆっくり休むのもいいんじゃない?」
杏子と玲子からそれぞれ了承される。
「じゃあ、行ってみようかな。」
「わかったわ。それじゃ、あとはネオゴルゴムが出ないことを祈りましょう。」
光太郎達はしばらく談笑し、その日は解散した。
それから数日後、ライブ会場は十代半ばの女子を中心に賑わっていた。
「こういう所に来るのは初めてだから、全然勝手がわからないや。」
霞のジョーは辺りを見渡している。
「ほらこっちよ。」
響子の案内で光太郎達は受付を済ませる。
(奴ら、南光太郎とその一味ね。これは知らせないと。)
受付の一人は変身したリシュナルであり、他のスタッフを呼ぶと持ち場から離れ、控室へ向かった。
「どうしたリシュナル、そんなに慌てて。」
控室の準備をしていた若い男性から受付は声をかけられる。
「誰に何を聞かれるかわからないわ。ここでは私のことは高木と呼ぶように言ったはずよ。私もエピメルのことは橋下、ソフィルのことは伊藤と呼ぶと言っていたでしょう。」
「はいはい、回りくどいんだよ高木。第一、サンダンもなんでわざわざ効果用のファンにエキノコックスを引き起こす卵を設置するなんてことをさせたんだ。これだけ集まったんだから、ドームごと爆発させて皆殺しにした方が楽だろ。」
エピメルの変身した姿である男性、橋下はリシュナルの変身した女性、高木に文句を言う。
「何もわかっていないわね。ウイルスに感染させれば、その家族にもウイルスを撒くことができるわ。そうすれば、私達が手をくださなくてもこの日本に大打撃を与えることができるわ。」
高木はキツネ怪人の狙いを話す。
「そんなにうまく行くのか?第一、そもそも慌てていた理由はなんだよ」
「それよ。南光太郎達がこのコンサートの観客として入ってきたわ。」
高木は橋下の質問に答える。
「どうするんだよ。まさか、すでに作戦がバレていたとかないよな?」
「入場する様子を見る限りでは、何も知らなそうだったわ。」
エピメルとリシュナルは困惑している。すると、
「良い機会ではないか。奴らにも感染させればいい。それに、ここでは奴も迂闊な行動はできまい。」
そこにK-POPスターのサンダンとマネージャーである伊藤に変身したソフィルが現れる。
「ソフィル様、コウタロウと話がしたいです。呼んでみてもいいで
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