新たな挑戦!!
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「あ、あの円堂さん…!ありがとうございました…!!」
「こちらこそ!マジン・ザ・ハンドお前なら絶対にできる!」
そう言って立向居くんに手を差し出す。
立向居くんは円堂くんの手を握り嬉しそうに笑う。
「ありがとうございます!!」
「終わったのか?」
「ああ。今終わった」
「彼らが…ねぇ」
「あいつらは強いさ。まあ次に会う時は…円堂。心美。俺は敵だ…」
夕方。
私達は練習を終え休憩していると向こうでは円堂くんと立向居くんがあの特訓をしていた。
「あはは!タイヤの特訓してる!円堂くんらしいなぁ」
あの光景を見ていると私はお兄ちゃんを思い出す。
あの時は円堂くんがマジン・ザ・ハンド。お兄ちゃんはゴッドハンド。
今は円堂くんは正義の鉄拳。立向居くんはマジン・ザ・ハンド。
「…お兄ちゃん。会いたいよ…………」
夜。
「行くのかヒロト?」
「うん、ちょっと話してみたいんだ」
ヒロトはそういうと一人で円堂の場所に向かう。
「やあ円堂くん」
「ん?お前は…?」
「雷門中のサッカー見せてもらったよ。俺はヒロト。サッカーが好きなんだ」
「そうなのか!サッカーが好きな奴に悪い奴はいないさ!!」
ニカッと笑う円堂。
「ねえ。俺のチームと試合しない?」
「え…?チーム?」
「うん、俺のチームと。時間は明日の12時。場所はここのグラウンドでどうかな?」
「そ、そりゃあ良いけど」
「明日。約束だよ?」
「あ、ヒロト!?」
そう言ってヒロトは円堂の前から姿を消した。
「明日って凄い急だな」
「まあ早いに越したことはないだろ?」
「ふっ、まあな。ザ・ジェネシスの初陣と行くか?」
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