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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第八話『カードを狙う爪』
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「ピュー…」
ヘビクイワシ怪人は突き刺さった爪を引き抜き、キックボクシングのような構えを取る。
「変…身!」
光太郎の変身の掛け声とともに体組織を変化させる変身ベルト、サンライザーが出現し、キングストーンと太陽、2つのハイブリットエネルギーが全身を駆け巡り、南光太郎は、仮面ライダーBLACK RXへと変身するのだ。
「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!」
RXの名乗りを聞き、四体のクモ怪人が現れ、RXとヘビクイワシ怪人を囲むように糸を吐き、リングに見立てることができる状況で対決が始まる。
「ピュー!」
ヘビクイワシ怪人は早速回し蹴りをRXに放つが、RXはバックステップで回避していくが、ヘビクイワシ怪人は確実に攻撃を当てるために回し蹴りを繰り返し放ち、RXはそれらを回避するが、
「シュー!」
隅で待機していたクモ怪人に羽交い締めにされてしまう。
「しまった!」
RXは失念していたが時すでに遅く、ヘビクイワシ怪人の回し蹴りが顔面に直撃しかける。しかし、RXはバイオライダーに変身し、ゲル化することで攻撃を回避しつつクモ怪人による拘束から逃れる。
「ピュー!」
ヘビクイワシ怪人は残念そうに、かつ不服そうに鳴き声を上げるが、
「先に反則したのはお前たちだろ!」
そこに霞のジョーが現れ、クモ怪人の一体の頭を飛び蹴りで攻撃し、遅れて玲子が現れ、怯んだクモ怪人に正拳突きを放つ。
「兄貴、こいつらは任せろ!」
「光太郎さんはそいつをやっつけちゃって!」
「わかった!」
バイオライダーはロボライダーへ姿を変える。
「俺は悲しみの王、RX!ロボライダー!」
「ピュー!」
自然においては警戒色でもあるロボライダーのオレンジと黒の姿を見たヘビクイワシ怪人は激昂し、上空へ飛ぶ。
「シュー!シュー!」
クモ怪人は糸で霞のジョー達を拘束しようとするが、糸はすべて霞のジョーの釵に防がれてしまう。
「霞流、雲隠!」
霞のジョーは煙筒を利用し、煙の中に姿を隠す。
「シュー?」
クモ怪人達が二人を探していると、
「こっちだ!」
霞のジョーはクモ怪人の背後に現れ、釵でクモ怪人の腹部を貫き、撃破する。
「よそ見はだめよ!」
更に、玲子の拳がもう一体のクモ怪人の喉を直撃し、攻撃を受けたクモ怪人はもがきながら息絶える。その光景を見た二体のクモ怪人は撤退する。
「逃げられたか!」
霞のジョーは悔しがるが、
「二人とも、ありがとう!ボルティックシューター!」
ロボライダーは感謝を伝え、必殺の光線銃を出現させる。
「ピュー!」
上空に飛んだヘビクイワシ怪人はキックを放つが、ロボライダーの必殺の一撃、ハードショットがヘビクイワシ怪人の心臓
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