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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第七話『死を呼ぶ葉擦れ』
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!ユーカリ怪人、まずはRXを倒すのが優先だ!」
 エピメルの言葉を聞き、ユーカリ怪人は臨戦状態になる。
 「変…身!」
 光太郎はその隙きを伺い、変身の掛け声を上げる。光太郎の変身の掛け声とともに体組織を変化させる変身ベルト、サンライザーが出現し、キングストーンと太陽、2つのハイブリットエネルギーが全身を駆け巡り、南光太郎は、仮面ライダーBLACK RXへと変身するのだ。
 「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!」
 RXの名乗りを聞き、クモ怪人が四体出現する。
 「ユーカリ怪人、人々の憩いの場を奪い、罪のない人たちの命をガス爆発で奪おうとする行為、この俺が食い止めてみせる!」
 RXはクモ怪人の一体に掴みかかる。
 「RXパンチ!」
 RXは拳に力を込めて掴んだクモ怪人の胸部を殴り、撃破するが、他のクモ怪人の糸によって身動きを封じられてしまう。
 「フゥォォォ!」
 ユーカリ怪人は昨晩の戦闘と同様にクモ怪人の糸に揮発油を吹き付け、着火させて引火した糸でRXの動きを封じながら火炙りにしようとするが、
 「無駄だ!バイオライダーのときと違って、今の俺に炎は効かない!」
 高熱や火に弱いバイオライダーと異なり、熱源の中でも平気なRXにはダメージとなることはなく、引火したことで逆に強度の落ちた糸を強引に引きちぎり、ロボライダーへ変身する。
 「ボルティックシューター!」
 ロボライダーは必殺の光弾、ハードショットでクモ怪人達を撃ち抜き、撃破して蒸発させる。
 「後はお前だけだ、ユーカリ怪人!」
 ロボライダーは再びRXに変身し、ユーカリ怪人に向かってゆく。
 「フゥォォォ…」
 ユーカリ怪人もRXに掴みかかるが、RXの膝蹴りが脇腹に直撃すると、ユーカリ怪人は怯み、体勢を崩す。
 「行くぞ!」
 RXは勢いよくジャンプする。そして、
 「RXキック!」
 必殺キックをユーカリ怪人に叩き込み、ユーカリ怪人は撃破され、高熱を発しながら蒸発する。
 「おのれ仮面ライダーBLACK RXめ、このままで済むと思うなよ!」
 エピメルは地を這うように移動し、姿を消す。

 「ほら見ろ、柿原がもっとしっかり調合していれば良かったんだ。」
 「それを言うなら、お前の改良不足なのではないのか。」
 RXによってユーカリ怪人を倒される光景をネオゴルゴム神殿で見ていた柿坂と科学者は互いの落ち度を探して揚げ足の取り合いをしている。
 「やめないか二人とも!見苦しいだけだ。」
 そんな二人をリシュナルは諌める。そこに麻木が現れる。
 「ソフィル様、リシュナル様、例の計画の大半が終わりました。」
 「そうか、ご苦労であった。様子はどうだ。」
 「バイタルも安定し、血液も順応しています。」
 麻木とソフィルの会話に柿坂
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