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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第七話『死を呼ぶ葉擦れ』
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ことに気づく。
「何かの液体だ。それも一本道で繋がっている。」
道路に垂れたそれを光太郎は指で触れる。液体は粘度が高く、指はベタつく。
「これは、何かの油か?」
光太郎が気になっていると、
「フゥォォォ…」
ユーカリ怪人が現れる。
「やはりネオゴルゴムの仕業だったのか!変身!」
光太郎はすぐさまバイオライダーに変身し、ユーカリ怪人と交戦する。
「フゥォォォ…」
ユーカリ怪人の声を聞き、三体のクモ怪人が現れ、バイオライダーに糸を吐き、動きを封じる。
「フゥォォォ!」
ユーカリ怪人叫びながら腕の葉を揺らすと、一体のクモ怪人の糸に着火し、バイオライダーの体に火が灯る。
「くっ!このままでは燃え尽きる!」
バイオライダーは一瞬のうちにロボライダーへ変身し、自身に引火した火を吸収する。しかし、その隙きにユーカリ怪人は逃亡してしまう。
「待て!」
ロボライダーはユーカリ怪人を追いかけようとするが、クモ怪人達が行く手を遮る。
「ボルティックシューター!」
ロボライダーはボルティックシューターでクモ怪人達を撃ち抜き撃破するが、ユーカリ怪人は完全に姿を消していた。
翌日、光太郎はユーカリ怪人との交戦があったことを話す。
「やっぱりネオゴルゴムが関係していたか。」
霞のジョーは悔しそうな顔をする。
「ユーカリ怪人が酒場を狙ったのも、引火させやすい場所だからだろう。」
光太郎は昨晩の戦闘からユーカリ怪人の行動の意図を探る。
「ねえ光太郎さん、現場で光太郎さんが触れた油はまだ残っているかしら?」
「もしものために採ってきたけど。」
克美の言葉を聞いて、光太郎は採取した油を取り出す。
「ユーカリって、揮発性の高い油を巻いて火災を起こす原因にもなる植物だから、ネオゴルゴムはこの油を使って酒類に引火させやすい環境を作っているのだと思うわ。」
克美はユーカリの性質を説明する。
「引火させやすい油…それをガスタンクに付着させられたら火災じゃ済まない!何としても止めないと!」
光太郎はすぐに被害現場に近いガスタンクを調べる。
「見つけた!火災の現場から50キロも離れていない。すぐに向かおう!」
光太郎は都内で管理しているガスタンクの施設へ向かう。
「さあ、ユーカリ怪人よ、その一点にお前の揮発油をかけるのだ。」
エピメルの指示を受けたユーカリ怪人は揮発油を噴射しようとするが、そこに光太郎が駆けつける。
「そこまでだ!」
「来やがったな、RX!」
光太郎の声にエピメルとユーカリ怪人は反応する。
「ガス爆発は絶対に阻止してみせる!」
「よくぞ我らの計画を見抜いたな。」
「ユーカリ怪人の性質が、仇となったみたいだな!」
「こうなれば
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