暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十五話 クラス代表戦!!
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IS学園入り口



「―――へえ、ここがIS学園か・・・なかなか良い雰囲気のところだね!」


そう話すのは、入り口から入ってきた約10人程のうちの一人である茶髪の少年である。

彼の手にはIS学園の地図が広げられている。


「凄いね、この学校は!グラウンドが複数個あるのなんて初めて見たよ!」


「国が支援してる学校だし、唯一のISの学校だからじゃないの。お兄ちゃん」


そう答えるのは集団の中で一人だけ小さい少女である。


「それにしても凄いよ!しかも、学校にいるのはすべて女の子なんて最高じゃないか!!」


「キリューがいるでしょう、お兄ちゃん」


「ああ、そうだったね!あははは・・・・キリュー氏ね(ボソッ」


「はいはい、そんなことはさておき早くアリーナに向かうわよ。ただでさえギリギリの時間なんだから」


話を打ち切った金髪の女性はそのまま第一アリーナへと足を進める。


「試合の前にあの子と話したかったのに・・・まったく」


「まあまあ、小言言ってると老ける――イダッ!!」


少年に女性からの拳骨が落ちる。


そんな事をしながらその集団は、『アメリカ』と書かれている席に座る。


丁度座ったくらいだろうか。アリーナの両端のゲートから二機のISが現れた。一機は白色の最新型量産機『白銀』、またもう一方は少し薄めの青色をしたイギリスの第三世代型『サイレント・モルフォ』である。


「お、始まるみたいだね!楽しみ!」


「試合中は静かにしてなさいよ」


ブザーが鳴り、試合が始まった。




_____________________
ゲート




試合が始まる少し前、アルバレルトと輝龍はゲートの近くで話していた。ちなみにアルバレルトは『白銀』を装備している状態である。



「ほら、これが頼まれていた武器だ。この期間では最高の武器が出来たと思うぞ」


「これをあの短期間で作ったんですか・・・」


武器の説明書を読みながらアルバレルトは驚きの声を上げる。


「使いすぎはエネルギー消費するから気をつけろよ」


「その位は分かりますよ。舐めないでください。まあ、この武器なら勝てる可能性で出てきましたね」


「本当か!?頼むから勝ってくれよ!」


「大丈夫ですよ。負ける気なんて毛頭ありませんから」


「まったく、頼もしいな」


そんなことを話していたら山田先生がやってきた。


「アルバレルトさん。時間なので用意してください」


「わかりました。」


「よし、アルバレルト、頑張ってこいよ!」


「言われる
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