暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十五話 クラス代表戦!!
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言うことですね。」


「はい、そうなりますね。」


まだお互い切り札を出していないということか。ここからどうなるかが楽しみである。


「すみません、山田先生。ちょっと風に当たってきます。」


「あ、はい」


山田先生と話していたら織斑先生が試合中だというのに司令室から出て行ってしまった。
先程の辛い表情と何か関係があるのだろうか。


「山田先生、織斑先生は何かあったんですか?」


「ええ・・・まあ、色々と・・・」


そう答える山田先生の顔もどこか悲しい表情をしていた。



『ワアアァァァァ!!!』


アリーナからの大歓声。どうやらクリスティがビットを使い出したようである。



_______________
アリーナ


「これで終わりにしてあげます!!」


そう言いながらクリスティが出したのは12機のビットだった。ビットは様々な動きをしながらこちらを撃ってくる。しかも、ビットの攻撃に加えてクリスティのハンドガンも火を吹く。


(これはかなりきついですね・・・こうなったらあれを使いますか!)


アルバレルトはいきなり逃げるのを止め、盾と刀をしまってしまった。


「諦めたのですか?まあ量産機ではどうしようもないでしょうけどね」


クリスティはそんな軽口を叩きながらも心の中では動揺していた。


(何故いきなり勝負を捨てるようなことを?諦めるような人には見えなかったのですが・・・ええぃ、考えていてもしょうがないですね)



「ならば、お望み通り蜂の巣にしてあげます!!」


ビットが火を吹く、その瞬間一筋の黄色い刃が通り、3機のビットが破壊され、爆破した。


「な、一体何が!?」


驚くクリスティの目に映ったのは刀の柄だけの部分を持つアルバレルトの姿だった。



「何ですか、それは!?そんなものは『白銀』の武器にはなかったはず・・・」


「これは西条さん作のオリジナル武器ですよ。まあどんな武器かは実際に受けて思い知ってください」


「オリジナルなんて卑怯な・・・!」


「こっちは量産機なんだから良いでしょう。」


「そうじゃありません!輝龍さんが作った武器を使っているということです!」


「・・・本当に西条さんのことが好きなんですね・・・何だか悪いことしてる気分です」


「何か言いましたか!?」


「別に何も」


そう言い残し、アルバレルトは上昇していく。


「ならばこれで!」


対するクリスティは新たなビット3機を取り出し、幾つもあるパターンの一つを命令する。


「これでどんな武器か分か
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