暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十五話 クラス代表戦!!
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
までもなく!」


そう言ってゲートから飛び出していった。




「西条君、司令室から見ますか?」


「あ、はい。そうします」


輝龍は山田先生の提案を受け司令室に向かっていった。



____________


アリーナ上空、そこでクリスティとアルバレルトは対面していた。



「アルバレルトさん、輝龍さんにどちらがふさわしいか決着をつけましょう!」


「そうね、お互い頑張りましょう」


アルバレルトはため息をつき渋々といった表情である。



すると放送が入り、開始のカウントダウンが始まる。


それを聞き二人は徐々に戦う目となっていく。


パーー!!


試合開始のブザーが鳴り、クラス代表戦一回戦目が始まった。


___________

司令室

「始まりましたね・・・」

そう呟くのは山田先生である。しかし、その声に織斑先生は反応せず、何か辛いような目で試合を見ていた。

今の状況はアルバレルトが刀と盾、クリスティが二丁のハンドガンをコールし、一進一退の攻防をしているところである。やや機体スペックの差でクリスティが押しているといったところか。


「山田先生、サイレント・モルフォの特徴って何なんですか?」


輝龍の質問が嬉しいのか喜んでいる顔で山田先生が答える。


「サイレント・モルフォはサイレント・ゼフィロスの後続機として作られたISですね。今までのイギリスの第三世代と同じくBT兵器を主体としています。今までの機体との違いはビットの数と操作方法ですね。」


ちなみに、ビットとは小さ目の自立機動兵器のことである。脳波で動く為一度に五個程度しか操ることが出来ないが、様々な方向から攻撃できるためなかなか有用な武器である。


「今までのとは何が違うんですか?」


「サイレント・モルフォには計十六のビットが搭載されているんですよ。」


その話を聞いて輝龍は首を傾げる。先ほど述べたように一度に操ることが出来るのは限られている。予備だとしても積みすぎだろう。


「何故そんなにあるんですか?」


「そこが一番のあの機体の特徴なんですよ。サイレント・モルフォはビットを自分では操らず、予め入力しておいた幾通りもの動きをさせているんです。なので急な応用はすることが出来ませんがその代わりに操れる数の増加と操りながらの他の武器の使用をすることが出来るんです。」


こういうのがスラスラ出てくるところを見ると優秀な教師なんだと感じる。

つまり、先生の説明を聞く限りあのISは応用性を捨て火力を上げたということなんだろう。


「と言うことはまだ本気を出していないと
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ