スーパーロボット大戦OGs
0051話
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」
「いえ、てっきり全部でエルアインス10機かと思っていたんですが、どうやら機体は8機で残り2つのコンテナには補修部品や消耗品が入っているようです」
「ま、確かに故障した時や消耗品の事なんかを考えるとその辺は必要だな」
と言うか、アルバート・グレイにその辺の事を考える脳みそがあった事に驚く。いや、この場合は側近の誰かの入れ知恵か?
「隊長、任務無事完了しました」
81式PTキャリアの運転席から降りてきたラミアがそう声を掛けてくる。
顔の造形は美しいのだが、その無表情ぶりを見るとどうしても無機質的なものを感じてしまう。
そんなラミアだがレモンのお気に入りなのは間違い無く、反乱まで時間的余裕がそうある訳でもないのに、ラミア専用機を作っているらしい。
原作通りに考えるならアンジュルグの事だろう。
原作ではあっちの世界であれをイスルギによる次期主力機と偽ったんだが……連邦軍人、特に中年以上の男のパイロットにあの機体が配備されたら凄い事になりそうな気がする。
「隊長?」
妙な妄想をしていた俺を訝しんだのか、ラミアから再度声が掛けられた。
っと、いかんいかん。
「いや、何でもない。後は特にやる事も無いだろうし基地に到着するまでは休んでいていいぞ」
「了解しました」
敬礼をして格納庫を出て行くラミアを見送っていると、量産型ゲシュペンストMk-U3機が帰還してきた。
81式PTキャリアの強奪後、追跡がないか警戒していたのだろう。
「さて、後は基地に帰るまで暇だし、俺も一休みするかね」
一眠りするべく格納庫から出ようとして、ふと、81式PTキャリアの方へと振り向く。
「アルバート・グレイ、今回は密売品のPTだけだが次はお前の命を奪いに行かせて貰う」
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