ドローゲーム
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御用ですか?」
「これこれー。さっきの緊急告知文書あげるー」
「へ?」
のほほんさんの手……というよりダボダボの袖の上に先ほどの緊急告知文書が乗っています。これどうやってここに乗せたかの方が気になるんですけど。
「あ、ありがとうございます」
「う〜うん。3人とも友達だからねー。じゃあ私は戻るからー」
のほほんさんはそう言うとベッドの下から這い出そうとして
ガンッ!
「あう!」
ベッドに頭をぶつけました。
「あ、あんた大丈夫?」
「う、うん。慣れてるから平気〜……」
流石の鈴さんも心配しています。のほほんさんは涙目になりながら立ち上がると物凄い遅い速度で保健室の外へと歩いていき……
べチャ!
「ふぎゃ!」
保健室のドアのレールに足を引っ掛けて転びました。そこでまたゆっくりと立ち上がるとこちらにダボダボの袖を振って再び歩いていき私たちの視界から消えました。
「彼女と組む人は災難ですわね」
「「確かに……」」
セシリアさんの言葉に私と鈴さんは思わずそう答えていました。
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