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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
ドローゲーム
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り弱いってこと!?」

「あら? 私はそんなこと一言も言っていませんが、そういう自覚はあるみたいですわね?」

 再び言い合いを始める二人。
 あ、頭痛くなってきましたよ本当に……

「私は箒さんとペアを組みますよ。一夏さんが無理なら箒さん人見知りなところありますし案外組めないで抽選になっちゃうかもしれませんから」

「あー、まあそれがいいかもね」

「ですわね。箒さんは専用機も持っていませんし……」

 うんうんと二人とも納得しているようです。どうやら箒さんは専用機がないので勝率が低い→私と組む→私の勝率も下がる→優勝の可能性が低くなる→一夏さん強奪戦のライバルが減る! とこういうことなのでしょう。
 私も勝つのが目的じゃなく参加するのが目的なので勝率は問題ではないからそれでいいんです。箒さんには怒られそうですから本気でやりますけど。

「しかし、なんだってラウラとバトルする事になったんだ?」

 一夏さんのいきなり核心をついた質問に鈴さんとセシリアさんが急にどもります。

「え、い、いやそれは……」

「ま、まあ。なんと言いますか……女のプライドを侮辱されたから、ですわね」

「ふぅん? そうなのか?」

 だから何でそこで私に振るんですかねえ……
 やっぱりお二人とも箒さんと同じで今の時点で一夏さんへの好意は知られたくないようですね。

「私の性格は知ってますよね? お二人が馬鹿にされたからです」

「ああ、そか。なるほど」

 納得してくれましたね。鈴さんとセシリアさんもホッとしています。
 と、デュノアさんが私の近くまで来て囁いてきました。

「もしかして、一夏の悪口?」

「ええ、その通りですよ。よく分かりますね?」

「3人の反応を見てればね」

 そうやってクスリと笑う姿はやっぱり女性みたいです。
 でもその『好きなんだよね。分かるよー』って表情やめてくれませんか!? 私はあくまで友達として好きなだけなんですよ!?

「まあ何にせよ三人とも無事で良かった。じゃあ俺たちは部屋に戻るよ。後で食堂で会おうぜ」

「お大事にね」

 そう言って一夏さんとデュノアさんは保健室を出て行きました。何か厄介ごとだけ残された気がします……

 クイクイ

 ?

 なんでしょう、袖を何かに引っ張られているような……

「ねね、カルカルー」

「わ!?」

 の、のほほんさん!? 一体いつからベッドの下に!? 皆さんと一緒に出て行ったと思ってたのに!

「むー、そんなに驚くなんてひどいなー」

「す、すいません」

 でも驚くなって言う方が無理だと思いますけど……セシリアさんと鈴さんも声が出ないようですし。

「そ、それで何か
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