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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第四話『地を這う悪魔』
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室から追い出す。
「あっちゃ〜、ひとみちゃんも厳しい人と結婚しちまったもんだな。」
追い出された光太郎の前に、霞のジョーが現れる。
「旦那さんの気持ち、わからなくもないよ。俺だって、南の家の父さん母さん、秋月の父さんをゴルゴムに殺された時は行き場のない怒りを抑えるのに必死だった。佐原の叔父さん達がクライシスに殺されたときも同じだった。でも、仮面ライダーだから、それを人前では見せられなかった。だから、今みたいなことはこれまでもあったんだ。」
光太郎は胸の内を晒す。
「けどよアニキ、助けてもらったならありがとうぐらい言うのは当たり前だろ?」
「当たり前、か。仮面ライダーは見返りの言葉をもらうために戦っているんじゃないんだ。悪による被害を少しでも抑え、すぐに平和を取り戻すために戦っている。当然、その中で救いきれない命だってある。だからこそ、一人でも多くの命を救えないといけないんだ。」
「アニキ、気を張り詰め過ぎだって。」
「すまない。ゴルゴムと戦っていた頃をつい思い出してしまって。」
「そうだよな。とにかく、ネオゴルゴムが関わっていることがわかっただけでもいいとするしかないか。」
「ああ。今からもう一度天竺山に行って調べてくる。」
「わかった。頑張ってくれ、アニキ!」
霞のジョーと別れ、光太郎は再び天竺山へ向かった。
「さっきの戦いでなにか変わったことはないか…」
光太郎は先程の場所へ戻り、周辺を確認する。すると、
「この紫色の液体、もしかしてヤマビル怪人の血液か?」
光太郎は戦闘の中での痕跡を見つける。
「この血液、一本道へ続いている。これをたどれば、なにか見つかるかもしれない。」
光太郎は、ヤマビル怪人の痕跡をたどっていくのだった。
「ヤマビル怪人、撃たれた場所は平気か?」
ソフィルの言葉にヤマビル怪人は頷く。
「ヤマビル怪人様、まずはゴルゴメスの実を食べてください。」
科学者はヤマビル怪人の体力回復のため、ゴルゴメスの実をヤマビル怪人に食べさせる。
「グググッ!」
ヤマビル怪人は傷を完全に回復させ、立ち上がる。
「おお、実の効力も改良前と遜色ないとは。やはり素晴らしい。」
ソフィルは水耕ゴルゴメスの身の効力を絶賛する。
「ヤマビル怪人、いつもの場所に採取した血液を吐き出すのだ。」
ソフィルはヤマビル怪人に指示を出す。しかし、
「そうはさせない!」
そこに光太郎が乗り込んでくる。
「南光太郎、よくここを見つけたな!」
ソフィルは驚きを隠せない。
「ヤマビル怪人の血液をたどり、ここを見つけ出した!まさか、ゴルゴメスの実の栄養のために人を襲っていたとは!この施設は破壊させてもらう!変身!」
光太郎の変身の掛け声とともに体組織を
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