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レーヴァティン
最終話 世界を見守ることをその四

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「しかしだ」
「それで終わりじゃないな」
「まだ政は続く」
「ちょっと油断すると乱れもするな」
「それが政というものでだ」
 英雄はさらに話した。
「災害も起こる」
「安穏とはしていられないな」
「だからな」
 それ故にというのだ。
「これからもだ」
「政に力を入れていくか」
「気を抜いてはいけない、また統治の仕組みもだ」
 即ち官僚機構もというのだ、国を治めるにあたってはこれがどうしても必要であることは言うまでもないことだ。
「そちらもだ」
「常にチェックしてだ」
「そしてだ」
「問題があればな」
「その都度だ」
 まさにというのだ。
「あらためていくべきだ」
「必要なものだけにね」
「常に改善が必要だ」
「的確な統治の為にな」
「パソコンと同じだ」
 起きた世界に存在しているそれと、というのだ。
「あれも常にだな」
「ああ、能力が上げられていくな」
「それと同じだ」
「常に見てか」
「改善していくことだ」
 官僚機構もというのだ。
「そして最善に動く様にだ」
「していくな」
「また議会もな」
 これもというのだ。
「開くこともだ」
「考えていくか」
「大きく分けてだ」
 英雄は久志に議会のことも話した。
「上下でだ」
「両院だな」
「下院は平民、ムーだと士農工商か」
「四民でか」
「そして上院はな」
「貴族か」
「ムーでは公卿に大名等のな」
 そうしたというのだ。
「位の高い者達でな」
「構成する様にするか」
「そうして選挙もな」
 議会を開くと共にというのだ。
「行える様にだ」
「していくか」
「出来れば。識字率がよくなりな」
「投票してもちゃんと出来る様になってな」
 その投票をというのだ、戦況に行くにしても立候補者の名前が書けなくては投票したくとも出来ない。
「ぞうしてだ」
「普通選挙か」
「男女共のな」
 そうしたというのだ。
「それもだ」
「行う様にするか」
「後々な」
「そうしたこともしていくか」
「俺達も政に携わっていくが」
 それと共にというのだ。
「官僚に議会もな」
「整えてか」
「そちらからもだ」
「国が動く様にするか」
「そうしていくことだ」
「じゃあ裁判もだよな」 
 久志はこれは自分から言った。
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