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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第三話『居眠りにご注意』
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る。その水は地面に染み込み、気化することで睡眠花粉を中和するのだった。
「よし!これで睡眠による事故は防げるはずだ!」
光太郎と響子はハイタッチをするが、そこにカノコソウ怪人とコウモリ怪人が現れる。
「良くも我々の計画を邪魔したな、南光太郎!」
コウモリ怪人は腕を広げて襲いかかるが、響子の放つ水で目潰しをされる。
「変…身!」
光太郎はその隙きを伺い、変身の掛け声を上げる。光太郎の変身の掛け声とともに体組織を変化させる変身ベルト、サンライザーが出現し、キングストーンと太陽、2つのハイブリットエネルギーが全身を駆け巡り、南光太郎は、仮面ライダーBLACK RXへと変身するのだ。
「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!」
RXは高らかに名乗る。
「カノコソウ怪人、人々の移動手段に不信感を与え、混乱を巻き起こしたお前を、絶対に許さん!」
RXは強い怒りを見せる。
「カノコソウ怪人、ここは俺が援護する。」
コウモリ怪人は滑空しながらRXに突撃するが、RXはコウモリ怪人を軽く掴んで投げ飛ばす。
「グガッ!おのれ、仮面ライダー!」
コウモリ怪人はよろめきながら立ち上がる。その隙きにRXはジャンプする。
「RXキック!」
RXの必殺キックを受けてコウモリ怪人は撃破される。そこにカノコソウ怪人は突進し、RXは突き飛ばされるが、すぐに体勢を立て直すとバイオライダーへ変身する。
「俺は怒りの王、RX、バイオライダー!」
バイオライダーはそのまま強力なキックの連続攻撃をカノコソウ怪人に放ち、ダメージを与えていく。そして、
「バイオブレード!」
バイオライダーは必殺武器を取り出す。
「ハァッ!」
バイオライダーはそのまま袈裟斬りで敵を切り裂く必殺の斬撃、スパークカッターを放ち、カノコソウ怪人は火花を散らしながら爆発し、肉体を蒸発させる。
「それにしても、事件が起きればあれだけ攻め立てて、解決したら知らんぷりなんて、しっくりこないっすね。」
事件の解決からしばらく立ち、霞のジョーはぼやく。
「仕方ないさ、ゴルゴムの仕業だって誰も知らないんだ。繁忙期で忙しかったから起きた連続事故としか思われないよ。」
光太郎は落ち着きながらコーヒーを出す。
「アニキ、まさかあの時のポットで作ってないよな?」
「そんなわけないだろ。あれは丁寧に洗浄して捨てたよ。残しておくわけにはいかないからね。」
光太郎は冗談を言う霞のジョーに笑いながら言い、確かな友情を感じる。かくして、連続睡眠事件の原因は、光太郎の活躍で無事取り除かれた。しかし、ネオゴルゴムの作戦はこれでは終わらない。平和を掴み取るまで戦え、仮面ライダーBLACK RX。
続く
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