暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第三話『居眠りにご注意』
[2/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
作成したアカウントで、その目的が終われば削除して証拠を消すアカウントのことよ。」
状況がわかっていない霞のジョーに杏子は説明する。
「ごめんみんな、気になることがあるから、ちょっと出ていくけど、すぐ戻るから店番を頼んでいい?」
光太郎は立ち上がる。
「行ってらっしゃい光太郎さん。」
克美は笑顔で送り出す。
「行ってきます。」
光太郎は自家用のバイクに乗り事故現場に向かう。
現場にたどり着いた光太郎は不審なものが落ちていないか確認するが、気になるものを見つけることはなかった。
(やはり思い過ごしなのか、実際仕事疲れがたたって不注意を招いただけの可能性も十分にあるが…)
光太郎は思考を張り巡らせながら辺りを見渡している。すると、ある異変に気づく。
「この匂い、薬品か何かか?」
光太郎は改造人間の優れた嗅覚を頼りに、何らかの薬品の匂いを発見する。
「間違いない、ゴルゴムであるにしろ、そうでないにしろ、何者かが意図的に薬品を使って眠らせていたんだ。」
光太郎は事故が意図的に引き起こされたものだと確信する。その時、光太郎の背後から何かか突撃してくるのを光太郎は察知し、それを避けると目の前には鹿の子草の特徴を持つネオゴルゴム怪人、カノコソウ怪人がいた。
「やはりゴルゴム、お前達の仕業だったか!」
光太郎はすぐに体勢を立て直す。
「変身!」
光太郎は瞬時にバイオライダーへ変身する。
「ショオオオオ!」
カノコソウ怪人はバイオライダーに掴みかかろうとするが、バイオライダーは軽々と回避する。
「そこだ!」
バイオライダーは得意の蹴りを放つが、カノコソウ怪人はその足を掴むと口から霧状の物体をバイオライダーに吹きかける。
「グッ!」
咄嗟のことに対応できず、バイオライダーはその霧状の物体を吸い込んでしまう。
「そうか…匂い…の正体は…こいつの…」
バイオライダーは眠気に打ち勝つことができず、眠りについてしまい、カノコソウ怪人の逃亡を許す隙きを与え、霞のジョーが駆けつける頃にはバイオライダーの意識は完全に途切れていた。
ゴルゴム神殿跡地を作り変えたネオゴルゴムの拠点に三神官とカノコソウ怪人、そしてその隣に二重代後半と見られる男性がいた。
「よくぞカノコソウ怪人の毒花粉の力を強めてくれた。素晴らしい調合能力ではないか、柿坂よ。」
リシュナルはカノコソウ怪人を強化した薬剤師、柿坂を評価する。
「全ては、カノコソウ怪人様の性質あってのものです。」
柿坂はカノコソウ怪人の能力を評価する。すると、
「君みたいな鼻つまみ者が、どうしてこの神聖な場所にいるのだ?もしかして、怪人の実験台になりに来たのかな?」
柿坂をバカにするような態度を見せる五十代前後の男性が
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ