やっぱり僕は歌が好き 第十八楽章「赤き血潮の印」
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に押しつけた後、頭を元の位置に戻させ顔を観察。
痛さで歪んだ表情の鼻から、二筋の赤い液体が滴り落ちる。
「ほれ、朱肉代わりに赤い液体が出てきたから、それを使え」
痛さと怖さと情けなさで泣いている男は、クズ宰相に言われるがまま鼻血を自分の親指に付けて朱肉代わりにする。
全ての書類に鼻血拇印を押させると、控えの3枚を男に渡して、残りを再び封筒に戻すクズ宰相。
「あ、あの……俺達もう帰って良いっすか?」
もうこの場から逃げたいのだろう。
男は帰ろうと必死だ。
「まぁだダメェ〜」
えぇ……まだ何かあるんですか陛下!?
アイリーンSIDE END
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