暁 〜小説投稿サイト〜
 妖精さんは灰色の騎士さんを(性的に)襲う事を決意したそうです。
灰色の騎士さんは元死線のメイドさんと浮気エッチしちゃうそうです。
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だけどシャロンならいいわ、だって私が信頼する家族ですもの。リィンだって手を出したりしないでしょう?』
「当たり前だろう、俺はアリサが好きなんだから」
『ふふっ、ありがとう?そういう事だから今日はシャロンと楽しんできてね』
「分かった、今日は任せてくれ」


 アリサとの通信を終えて俺はシャロンさんに声をかけた。


「シャロンさん、待たせてしまい申し訳ありません。事情はアリサから聞きました」
「気になさらないでください。それに本来ならお嬢様が来る予定でしたのにわたくしで申し訳ございません」
「そんな、謝らないでください!シャロンさんなら全然嬉しいですよ、いずれは俺の義姉になる人ですから」
「うふふっ、お嬢様といい関係を結んでおられるようで嬉しいですわ。なら今日はメイドとしてではなく家族として楽しみましょう」
「はい、お願いしますね」


 俺達はまず福屋に向かうことにした。メイド服のシャロンさんも見慣れているが今日は遊びに行くから私服を着てもらいたいって思ったからだ。


「いかがですか、リィン様」
「とってもお似合いですよ、シャロンさん」


 私服に着替えたシャロンさんは年上の綺麗なお姉さんという印象があった。普段のメイド服もよく似合ってるがこの私服は大人っぽくて綺麗だと思う。


「でもよろしかったのですか?代金なら領収書を貰っておけば……」
「いいんでしょ。俺が貴方にプレゼントしたいって思ったんですから」


 服の料金は俺が払った。シャロンさんにプレゼントしたいって思ったからだ。


「ふふっ、ならそのお気持ちを有難くいただきますね」


 シャロンさんはそう言って俺に手を差し出してきた。


「シャロンさん?どうしたんですか?」
「いえデートなので手を繋ごうと……何か間違っていますか」
「いや、デートとはいえ貴方は代理人ですし……」


 いくらシャロンさんとはいえ流石に恋人じゃないのに手を繋いだらアリサに悪いし……手を出すなって釘を刺されたし……


「……」


 シャロンさんはシュンと落ち込んだ表情になった。マ、マズい!


「い、いややっぱり手を繋ぎましょう!デートですもんね!」


 俺は直ぐに思い直してシャロンさんと手を繋いだ。するとシャロンさんはパァァ……と花が咲くように嬉しそうに笑った。


「それじゃ行きましょう。今日はエスコートをお願いいたしますね、リィン様?」
「あはは、任せてください」


 シャロンさんは俺の指に自らの指を絡めあう恋人つなぎをして腕に抱き着いてきた。い、意外と形から入る人なんだな、シャロンさんって……


 その後俺達はアルカンシェルにて劇を鑑賞して昼になった。しかし劇を見て
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