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 妖精さんは灰色の騎士さんを(性的に)襲う事を決意したそうです。
灰色の騎士さんは新居を買って氷の乙女とお風呂場でプレイしちゃうそうです。
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side:リィン


「これが俺の家か……」


 俺は帝都ヘイムダルに自分の家を購入した。というのも最近は各地方に行く機会が増えたためにその度にホテルに泊まっていたらお金がもったいないと思って思い切って家を購入してみたんだ。


「まあお金は余るほどあったからな……」


 趣味の釣りくらいにしかミラを使わないためお金はかなり余っていた。それにオリヴァルト殿下も援助してくれたので結構大きな家を購入することが出来たんだ。


「そう言えば皆に連絡していなかったな。七組の輪で連絡しておくか」


 折角だし皆にも報告しておこうと思い俺は新旧Z組や知人たちに連絡をしておいた。折角なら遊びに来てほしいからな。


 それから数日がたったがまだ誰も遊びには来なかった。みんな忙しいからな。


「俺も有休をとったけど暇だな、料理でもするか」


 新居を堪能していたけど流石に暇だな、料理のレパートリーでも増やそうかと思い俺は立ち上がって買い物に行こうとする。


「あれ?クレアさん?」
「あっ……」


 玄関から外に出ると丁度クレアさんと出会った。私服だからプライベートの時間なのか?


「クレアさん、こんにちは。こんなところで会うなんて奇遇ですね」
「え、えっと……」
「今日はどうしたんですか?もしかして遊びに来てくれたんですか」
「は、はい。実はそうなんです」
「うわー、嬉しいな。みんな忙しくてなかなか来てくれないんですよね」
「ということは私が一番乗りですか?」
「そうですね」


 俺がそう言うとクレアさんは何故かガッツポーズをした。どうしたんだ?


「折角ですし中に入ってください」
「あっ、お邪魔しますね」


 俺はクレアさんから差し入れのケーキを受け取り彼女を家の中に招いた。


「うわぁ、中も素敵ですね」
「はい、家具もいい物を選んでもらいました。まあエリゼやアルフィン殿下達のアドバイスなんですけどね」


 エリゼやアルフィン殿下、後ミュゼなどにアドバイスを貰って家具やキッチン、後和室や風呂場にもこだわった。


 彼女達は「いずれ私達も住むことになりますし……」と言っていたがどういうことだろう?こういう家に住みたいって事か?


「コーヒーをどうぞ」
「ありがとうございます」


 ケーキを堪能した俺達はコーヒーをクレアさんに渡した。マキアスの影響でコーヒーにもこだわるようになったんだよな。


「今日はありがとうございます、一人でちょっと寂しかったので」
「ふふっ、みんな忙しいですからね」
「そう言えばミリアムは一緒じゃないんですか?」
「今日は皆に内緒で……あ、いえ!ミリアムちゃんもレクター
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