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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第二話『ネオゴルゴムの謎』
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あると思って、ここに来てみたの。」
克美達は事情を説明する。
「そうだったのか。それなら、過去にあったことを俺達三人で説明するか。」
「そうね。お義兄ちゃんから見たゴルゴムと、私達から見たゴルゴムは、イメージが違うかもしれないし。」
光太郎達は話をまとめ、かつて何があったのか話し始める。
「暗黒結社ゴルゴム、遥か太古の時代から裏で地球を支配し続けていた組織で、組織のあり方は『優れた人間を怪人に改造し、それ以外の人間を滅ぼして怪人達による理想世界の実現』だ。」
「優れた人間って、例えば?」
「様々な分野で画期的な功績を残した人物や、美貌や才能に優れた者をゴルゴムはスカウトし、スカウトされた者は怪人の持つ長い寿命を求めて、スカウトを受け入れてゴルゴムのメンバーになるんだ。」
霞のジョーの質問に、光太郎は答えながら説明していく。
「ゴルゴムは、政界の大物をメンバーに引き抜いて自分達にとって行動しやすい環境を整えたり、学者をメンバーに加えて怪人の強化や科学実験の隠れ蓑を用意したりもするわ。」
光太郎の説明に克美が付け足す。
「なるほどねぇ。じゃあ、なんでアニキはゴルゴムにに改造されたんだ?アニキはそこまで顔がいいってほどでもないだろ。」
「そうね、サボテンに水をあげすぎると腐ることも知らなかったみたいだしね。」
霞のジョーの言葉に杏子も頷く。
「杏子ちゃん、何十年も前のことを今更言わないでくれよ。そうだな、俺…というより俺と信彦が改造されたのには別の理由があるんだ。」
「別の理由?」
「ああ。ゴルゴムの長である創世王は五万年に一度、代変わりをする必要があるんだ。そして、創世王が誕生して五万年が経過した日食の日に生まれた二人の青年を戦わせ、勝利したほうが次の創世王になる儀式を行うことをゴルゴムは神聖な行為だと崇めているんだ。」
「つまり、その日食の日に生まれたのが…」
「そう、俺と信彦だ。いや、俺達は同じ日に生まれるようにゴルゴムに仕組まれていたのかもしれない。そして、俺は仮面ライダーBLACKに、信彦はシャドームーンへと改造され、完全改造が終わる前に脱出できた俺はゴルゴム打倒のために、信彦は脳改造まで行われてゴルゴムの次期創世王になるため、戦うことになった。」
光太郎は自身が改造され、戦場に見を置くことになった理由を話した。
「インターネットの発展でみんなが昔のことを調べられるようになって、当時のゴルゴムの作戦を調べられるようになって、響子さんは読んだことはある?」
「今日集まる前に少しだけ。」
「今の時代ではゴルゴムの作戦はエリートが考えたとは思えない馬鹿馬鹿しい作戦と笑われているけれど、それは違うのよ。」
「そうなんですか?」
「ちょうど同じ次期に、高学歴の学生を中心
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