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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
私をなめるなッ!
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になった無謀な少女を守るように。
「ふふっ、知っているよ君の事は。・・・たっくんに一番近い子、束さんより・・・」
その目は妖しく光る。まるで、モニターに写る少女を射殺さんばかりに。
「でも、君が居ないとたっくんが泣いちゃうからね。・・・チャンスをあげるよ」
ラファールリヴァイブは体を開く。少女は一瞬の躊躇いも無く、飛び乗った。
そして見たことも無い光景が映し出される。
「・・・・・・へぇ、君も感化されちゃったんだ」
少女が装備したラファールリヴァイブが輝いた。そして、機体の色が変わったのだ。
緑から紫へと・・・。
「ふふっ、君もその子が気に入ったんだ。いいよ、好きにして」
束さんは首謀者を見つけないと。そういい残して、束はIS学園内部から忽然と姿を消したのだった。
「これはっ・・・ッ!」
(最初はただ、拓夢君のマネをしたら少しでも近づけると思っただけだった・・・)
化け物に足がすくんで、殆どの生徒は行動不能になっていた。
誰もが確信したのだろう、動けば殺される。この化け物に食い殺されると。
そんな中、清香は違った。
一人目の前に躍り出ると、注意を引くように走り出したのだ。少しでも皆から化け物を引き離そうと。そしてその目論見は成功した。
「あ、あなた・・・っ」
「あ、あぁ。あああ・・・・」
「逃げ、ない、と・・・」
清香の心には皆を助けたいと言うものは無い。ただ、拓夢のように誰かを守るために動けたら、少しでも近づけると思っただけだった。
化け物が離れたことで、少しだが正気を取り戻した生徒達は移動を開始しようとした。
それを見計らって、化け物は清香に大きく跳躍、鋭く光る爪で切り裂こうと振りかぶる。
もう終わった。そう思った清香の前に、影ができる。目を開けると、そこに居たのはIS。ラファールリヴァイブ。
そして分かった。この機体は、訓練でいつも使っているモノだと。直感なのだが、外れている氣はしなかった。
化け物の攻撃を弾いたISは清香を迎え入れるように機体を開いた。
一瞬の躊躇いも無く、ただその心に拓夢に追いつきたいと言う思いを秘めた清香は飛び乗った。
そして、世界が変わる。
(──なに、これっ。今までと全然違う!!)
機体に乗った瞬間、いつもとは違う一体感を感じた。そして、機体が眩い光に包まれたかと思うと、収まる頃には色が紫に変わっていたのだ。
自分の瞳と髪と同じ色。まるで専用機みたい。
「これなら、いける!」
ラファールリヴァイブでの訓練は沢山やった。模擬戦も何回もやった。だから、絶対大丈夫!
初めての実践を前に、震える体を抑えるために
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