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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
謎の闘争
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でしょうか?
 昔の日本では新撰組が組長ごとに教え方が違うという似たような状況にあったらしいですが同時でない分そっちのほうがまだマシだったのでは……
 予想通りというかなんというか。デュノアさんは3人を相手に一人ずつ丁寧に説明して諦めさせていました。

「そう、なら仕方ありませんわね」

「ではよろしく頼む」

「絶対聞いておいてよ!」

何を言ったのかは分かりませんが3人は納得した様子でアリーナから去っていきました。はて、何を言ったのでしょう?

 そう考えているとデュノアさんがISを展開しました。デュノアさんのISは『ラファール・リヴァイブ』の専用カスタムで『ラファール・リヴァイヴ・カスタムU』というらしいです。色は通常のネイビーグリーンではなく鮮やかなオレンジ色ですね。
 この間データを見せてもらったときはびっくりしました。私の『デザート・ホーク・カスタム』も武装は多い方ですがデュノアさんのは既存の装備をいくつか外し、その上で拡張領域を倍にすることで武装を20以上搭載しているそうです。普通はそれだけあっても使いこなせるものではないのでその半分以下、もしくは一つのものに特化した人が多いのですけどね。
 鈴さんもセシリアさんも武装が3つほどしかないのがいい例です。二人からすれば私も十分多い部類に入るって言われましたしね。

 『グリニデ』のマガジンが空になったので量子化して別の武器を呼び出そうとしていると、ISの通信からデュノアさんの声が聞こえました。

『今大丈夫かな?』

「はい? 何か?」

『うん、今一夏の射撃武器に対する特徴を教えてるんだけど、僕の持ってない武装いくつか貸してあげてくれない?』

「はあ、別に構いませんよ」

 でもデュノアさんの持ってない武装ってなんでしょうか? あまり思いつきませんね。
 あれこれ考えつつも二人の方へと向かいます。

「わざわざ悪いな、カルラ」

「いえ。で、デュノアさんの持ってない武装って何ですか?」

「うん、『グリニデ』ってあるよね」

「はあ、ですがあれはただのアサルトライフルですけど」

「重要なのはその備え付け。60mmグレネードの方だよ。グレネードランチャーだけなら僕もあるんだけどアサルトライフルの備え付けでそこまでの大きさのものはないからね」

 なるほど。そういうことですか。
 とりあえず理解したので再び『グリニデ』をオープンして素早く許諾の欄に一夏さんを追加します。

「はい、どうぞ一夏さん」

「お、サンキュー」

「じゃあ一夏、さっき言ったように構えて」

「ちなみにそれのグレネードはロケット推進式で射出時は火薬を内部で爆発させるので発射の瞬間の反動は大きいですよ」

 一夏さんが両手で『
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