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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
事件の裏で・・・!
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人のイメージをホンのちょっぴりだが改善させるまでに至ったのだ。
(・・・だが、まだ一夏は任せられんな。大体、私の弟だぞ?誰がやるものか、馬鹿者め・・・)
最近は、真耶も一夏に対して少し熱の持った視線を向けていた事もあった。
油断はできないのだ。一夏の体質、一級フラグ建築士の力は伊達じゃない。
世界最強の姉、千冬がいてもこれなのだから。
「「・・・とった!!・・・・えっ?」」
「不味いな・・・。山田君、直ぐにアリーナの客席に隔壁を降ろせ!警戒レベルAだ!」
「は、はいっ!!」
ぎりっ、と爪を噛んでしまった。これは千冬の悪い癖だ。一夏に何度も注意されているが治らない。
一夏が勝負を決めたと確信した一同の前で、閃光が試合を中断させた。
そして出現した謎のIS。危険をいち早く悟った千冬は隔壁を降ろすことを指示するが、一筋の閃光が通るのを許してしまった。
「くっ。教員に告ぐ、訓練機を使用しアリーナへの侵入者を排除!」
『だ、駄目です!ドアがロックされています!クラッキングに10分はかかる・・・』
即座に学園の力をアリーナへ集結させようとしたが、阻まれる。
一夏への救助は行けそうに無い。そして、更に最悪なのがアリーナ全てのドアをロックされたこと。
「織斑先生、わたくしを行かせてください!」
「・・・そうしてやりたいのだがな。我々もこのピットからは出られん。アリーナ全てのドアが最高ランクでロックされている」
「そ、そんな・・・っ」
セシリアの言う事は最もだ。専用機を持ち、フットワークの軽い彼女ならば一夏達への手助けとなるだろう。だが、今は何処にもいけない。アリーナ全てのドアがロックされた、おそらく正体不明のISに。そしてこのアリーナは、ISの攻撃を受けてもロック状態なら30分は耐えられるように設計されているのだ。内側から突き破ることも出来ない。
打つ手無し。ハッキングをクラックするまで出来ることが無い。ただ、モニターを見るだけ。
そこで、千冬の目に恐ろしいものが映ってしまった。
「ば、馬鹿なッ!!!」
思わず叫ぶその先に写っていたのは、アリーナから脱出できた一部生徒を襲う、もう一機の正体不明IS。そしてそれを迎撃するべくラファールリバイブで空を翔る、一組一番、相川清香の姿だった・・・・・・。
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