やっぱり僕は歌が好き 第十二楽章「嫌味にも高級感が出る」
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しをキメ床に叩き付けて停止させた。
因みに踵落としは背中にキマったが、勢いで顔面を床に強打した模様……起き上がったヤツの鼻は左に曲がって鼻血を垂れ流している。
「おやおや可哀想にぃ……鼻が折れてらしゃいますよ(笑)」
「お、俺の鼻が!!!!」
怖いくらいの笑みで状況を教える陛下……泣きながら鼻を押さえる馬鹿男。
「リューナ。回復魔法は憶えたのかい?」
「はい。ですがまだ“ホイミ”と“ベホイミ”しか……」
魔法の知識がほぼ無い私でも知ってる回復魔法の初級“ホイミ”と少し上級の“ベホイミ”……
「ベホマはまだかぁ……まぁ大丈夫だろう。そこの鼻の折れた彼に、ベホイミを数回使用してあげてよ(笑)」
こんなヤツの怪我なんか治してやる事も無いと思うのだが……?
何故かずっと笑顔の陛下と、頗る機嫌が良くなったリューナ嬢が凄く気になるわ。
アイリーンSIDE END
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