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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第47話:急に休暇と言われても・・・ねぇ
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う言うとなのはは廊下をとぼとぼと歩いて行った。
俺は,普段とは少し違ったなのはの様子に違和感を覚えながらも
会議室に向かうべく,なのはとは逆方向に歩いて行った。



会議が終わって,ルキノと話をしながら副部隊長室に向かって歩いていると,
副部隊長室の前にいるなのはを発見した。
なのはは,ブザーのボタンを押そうとしては止め,また押そうとするという
不可解な行動を繰り返していた。

俺はルキノの手を引き,通路の角に身を隠した。

「副部隊長。なんで隠れるんです?」

ルキノが小声で尋ねてきた。

「え?いや,なんとなく・・・」

「なのはさん,副部隊長に用事があるんじゃないですか?」

「だったら何でスッと押さないんだ?」

俺がそう聞くと,ルキノは腕組みをして少し考え込んでから口を開いた。

「何か秘密の相談でもあるとか・・・」

「そういうのはフェイトにするだろ」

「いやいや,フェイトさんにも話せないこととか・・・」

「例えば?」

「うーん。恋の話とか・・・?」

「何で疑問形なんだよ」

「いや。自分で言っててアレなんですけど,ピンとこないというか・・・」

「2人ともそんなとこで何やっとんの?」

その時,突然背後から声をかけられたルキノは驚いて頭を上げた。
しかし,ルキノの頭の上には俺の顔があった・・・。

「「!!!!」」

鈍い音を立てて,ルキノの頭と俺の顎が衝突し,俺とルキノは声にならない
悲鳴を上げた。

「ホンマに何をアホなことやってんの?」

顎をおさえた俺と頭をおさえたルキノが声のした方を見ると,
呆れたような顔をしたはやてが立っていた。

俺が涙目になりながらはやてに事情を説明すると,
はやてはますます呆れた顔になった。

「アホなことやっとらんと早よ仕事して」

はやては心底呆れたようにそう言うと,部隊長室に向かって歩いて行った。

「副部隊長のせいであたしまで怒られちゃったじゃないですか!」

ルキノはそう言うと,肩を怒らせてオフィススペースの方へ歩いて行った。

「俺が悪いのか?」

《マスターが悪いです》

レーベンにまでそう言われて,俺は少しヘコみながら,相変わらず手を出したり
ひっこめたりしている,なのはに声をかけることにした。

「なのは」

俺が声をかけると,驚いたなのはは勢いでボタンを押していた。
なのはは,それに気がつくと妙にびしっとした姿勢で居住まいを正していた。
だが,いつまでも俺の声が聞こえないことに疑問を持ったのか,
首を傾げると,もう一度ブザーのボタンを押そうとしていた。

「俺はこっちなんですけど」

俺がそう言うと,なのははゆっくりと俺
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