第一章
[2]次話
そんな国で金持ちになりたくない
松浦壮人は通っている公立中学の進路希望で希望の高校を書いた後でだ、クラスメイト達に笑って話した。元気のいい顔立ちであり短い黒髪はやや色素が薄い感じの黒である、四角い感じの顔で背はクラスでかなり高い方だ。
「将来はビル=ゲイツみたいなな」
「大金持ちか」
「そうなりたいんだな」
「大企業の社長さんにな」
まさにビル=ゲイツの様なというのだ。
「凄い大金持ちになりたいな」
「まあ頑張れ」
「金持ちになりたいならな」
「そうしろよ」
「しかしな」
ここでクラスメイトの一人が言ってきた。
「お前金持ちにはなりたいか」
「ああ」
壮人はそのクラスメイトにその通りだと答えた。
「やっぱりお金あると強いだろ」
「そうだな」
クラスメイトも否定しなかった。
「何て言ってもな、しかしな」
「しかし、何だよ」
「別に偉い人にはなりたくないんだな」
「社長さんだと偉いだろ」
これが壮人の返答だった。
「それなら」
「まあな、しかしな」
「しかし、何だよ」
「偉くなったらそれだけお金もな」
「手に入るか?」
「そうじゃないか?何かな」
ここでクラスメイトはこんな話をした。
「北朝鮮の将軍様なんてな」
「あの黒電話みたいな人か」
「ああ、何でもあの人の一族かあの人だけのな」
壮人にさらに話した。
「個人銀行とか持っててそこにな」
「えらい金あるのかよ」
「みたいだぞ、もう偉くなったらな」
「そんなこと出来るんだな」
「しかもあの人美味いもんばかり飲んで食ってな」
その生活の話もした。
「もうお金持ちのな」
「生活してるか」
「セレブ中のだよ」
まさにというのだ。
「セレブだよ」
「だからか」
「偉い人になったら」
それでというのだ。
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