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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第19話:エアボーンミッション
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の連絡が入っている。

(順調だな。これなら俺の出番はないか・・・)

エリオがレリックを搭載している車両に後一両まで迫ったとき,
エリオから通信が入った。

『こちらライトニング03。新型のガジェットと遭遇しました。
 AMFが強力で・・・』

そこで通信が途切れたかと思うと,中央部の車両から1両後ろの車両の屋根が
吹き飛び,触手のようなもののついた大型のガジェットが姿を現した。
新型ガジェットは,一方の触手でエリオを突き飛ばすと,
もう一本の触手でエリオを掴んで谷側に投げ捨てた。

「キャロ!!」

俺がそう叫ぶとキャロは列車から飛び降り,AMFの圏外に出ると,
フリードを大型化させた。
大型化したフリードはエリオを回収すると,列車と同じ高さまで上昇していく。

「ライトニング04。フリードの制御は問題ないか?」

『はい,問題ありません』

「ライトニング03。戦闘継続は可能か?」

『はい。可能です。』

「よし,キャロ。エリオに攻撃力のブーストをかけろ。
 エリオは新型を一気にブチ抜け!」

『『了解!』』

キャロの補助魔法で攻撃力が増大したエリオが,新型ガジェットを
撃破したのを見て,俺はほっと息を吐いた。

『ライトニング03よりロングアーチ02。レリックを確保しました。』
『スターズ04よりロングアーチ02。ガジェット全機撃破』

「ロングアーチ02了解。ライトニング04はレリック封印作業に移行しろ」

『ライトニング04了解』

『ロングアーチ02。リインです。列車制御を回復しました。停止させます』

「ロングアーチ02了解」

俺がそう言うのと同時に列車が停止した。

「ロングアーチ02よりロングアーチ。状況終了。警戒態勢に移行します」

『ロングアーチ了解。お疲れ様でした』


俺たちは停止した列車の脇に集合した。
俺の前にはフォワードの4人が立っていた。

「お前らよくやった。初陣なのにほぼ完ぺきだったぞ」

「「「「ありがとうございます」」」」

そこに,上空警戒に当たっていたなのはとフェイトが下りてきた。

「なのはもフェイトもお疲れ。とりあえずあいつらをねぎらってやって」

俺がフォワード達を指さして,そう言うとなのはとフェイトはそれぞれの
部下たちのもとへ行った。

『ロングアーチよりロングアーチ02。現場引き継ぎはライトニングに任せ,
 スターズとともに帰投してください』

「ロングアーチ02了解」

俺はそう返答すると,ライトニング隊のところに向かった。

「フェイト。さっきの通信のとおり,現場の引き継ぎは任せるよ」

「うん,任せて。ゲオルグもお疲れ様。おかげで安心
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