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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第14話:僕らの出会いは・・・
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も,俺がその事故について知ったのは少し後になってからだったが。

「じゃあ,八神部隊長とは・・・」

今度はキャロがおずおずといった感じで聞いてきた。

「はやてとも仕事でだね。あいつが追ってた事件に絡んでね」

はやてと出会ったのは,はやてが上級キャリア試験を受ける直前だから,
約6年前になる。当時あいつが追っていたテロリスト集団の拠点を
攻略する作戦に,作戦部の下級参謀として同行したのが最初だ。

「じゃあ,皆さんと出会ったのはたまたまなんですね」

「そうだね。今考えるとすごい偶然だね」

そのあとも,5人でいろいろ雑談をしていると,入口から
グリフィス駆け込んできた。で,俺を見つけると俺の方に走り寄ってきた。

「シュミット副部隊長,こんなところにいたんですか。
 もう,会議始まりますよ」
 
俺は時計を見た。確かに,俺が主催の会議が始まる時間になっていた。

「ごめんな,グリフィス。話し込んでてすっかり忘れてたよ。
 じゃあ,みんな。悪いけど俺は先に行くな」
 
「「「「はい!」」」」

フォワード4人は相変わらず揃った返事を返してくれた。

俺は,カップに残ったコーヒーを一気に飲むと,グリフィスと会議室に向かった。


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