僕の妹がこんなに…以下略
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彼女の事はよく知らないのだ…
ただ言える事は、極度のファザコンであるらしい。
嘆かわしい事だ…
そしてラインハット王国領にある、サンタローズに住むシスター・フレアの娘…リュリュとフレイを紹介しよう。
先ず妹のフレイだが…
マリーと同い年なのだが、そうは見えないくらい落ち着きのある女の子。
物事を客観的に見ており、常に冷静で取り乱した姿を見た事がない。
父さんにからかわれる僕を気遣ってくれる良い子なのだ。
さて、最後にご紹介するのはリュリュ…
僕と同い年の女の子で、容姿は父さんに似ている絶世の美女!
体付きは母親に似ており、妹等の中でもナンバー1の大きさだ!
外見の素晴らしさもさることながら、内面は文句の付けようが無いほど素敵な女性なのだ!
双子の妹ポピーとは対極の存在だ!
兄弟の中で唯一、父さんの能力を受け継いだ彼女は、魔界のモンスターですら、その美しさにひれ伏している。
聡明で努力家…心優しく美しい!
あえて粗探しをして、彼女の欠点を上げるとすれば、それは料理下手な事だろう。
だが大したことはない!
本当…全然…ちょっとだけ不得意ってだけ…
つい数ヶ月前に、父さんに兄妹全員でクッキーを作った時の事だが…
失敗作は全部僕が食べてあげたからね…
全く問題ないよ!
その時に、彼女の失敗作を残さず食べたお礼として、僕にファーストキスをくれたのだ!
いやいや…ファーストキスにはならないよ!
だって僕等は兄妹なのだから…
僕もリュリュにキスされても、それは挨拶だと思っているから、舞い上がったりなんかはしてないし…
リュリュの方も、僕とのキスなんかは挨拶程度にしか見ていないはずだし…
………そのはずなんだが、今僕の隣にはリュリュが座っている…
僕の部屋で…僕のベッドに腰掛けて…僕の隣で、僕を見つめている…
そして頻りにあの時の事でお礼を言っている。
『ティミー君ありがとう…お陰でクッキーを作る事が出来たわ』と………
「そんな、気にする事無いよ!リュリュのクッキーは美味しかったし…」
『ううん…ティミー君には感謝してるの。そして気付いたの…私の本当の気持ちに…』
「え!?ほ、本当の気持ち………?」
そう言うとリュリュは顔を近付けキスをしてきた!
そして、そのまま僕をベッドに倒し、僕の服を脱がし始めたではないか!?
「リュリュ…ダメだよ…僕達は…」
『ティミー君…私の事…嫌いなの?』
「嫌いなわけ無いじゃないか!」
そう…僕はリュリュが大好きだ!
初めて会ったその時から…
気付くとリュリュは裸だった…
そして僕も何時の間にか服を脱がされている…
『ティミー君…大好き…』
もう止まるわけが無い…
止められるわけが無いのだ!
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